東洋学園大学

東洋学園大学が2014年度「公開教養講座」を5月からスタート――最新の世界情勢など幅広い教養を扱う生涯学習

大学ニュース  /  生涯学習

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東洋学園大学(学校法人東洋学園 本部:文京区本郷 理事長:江澤雄一)では、文部科学省および各教育委員会が推進する生涯学習の一環として、一般市民を対象とした公開教養講座を毎年実施。5月10日(土)に千葉・流山キャンパスにて今年度の第1回目となる講座を実施し、114名の受講生が集まった。

■現代社会における幅広い「教養」を身につける、東洋学園大学独自の生涯学習プログラム

 東洋学園大学の「公開教養講座」は、文部科学省および各教育委員会が推進する生涯学習の一環として、1993年に流山キャンパスでスタートした。以来、同大ならではの英語教育と教養教育からなるリベラルアーツの伝統を活かし、「公開“教養”講座」と、“教養”の名を冠した独自の講座を21年間に渡って開講。昨年度はのべ800名を超える受講生が集まるなど、流山市民をはじめとする近隣住民や同大学生、保護者など多くの受講生が参加している。

 講座は5月~12月まで(8月除く)、月1回のペースで土曜日に開講。最新の世界情勢や政治・経済、海外文化、語学、スポーツなど多彩な分野をカバーし、全7回を通して出席することで現代社会に必要となる幅広い教養を身につけられるプログラムとなっている。今年度も、ビルマ(ミャンマー)の民主化運動、憲法9条の改憲問題、福祉、翻訳、スポーツ、中東文化、戦争・原発の報道についてなど、学内外から第一線で活躍する講師を招請した多彩な講座を開講予定。

 できるだけ多くの受講者に通しで出席してもらうため、受講費用も全7回で1名3,000円(ご家族2名で4,500円のペアチケットも用意。1回のみの受講は1,000円)と安価に設定しているほか、同大の学生とその家族は無料で受講できる。

■講師と受講生の熱気にあふれた第1回講座
 5月10日(土)、本年度の第1回目となる公開教養講座を開講。今回は上智大学総合グローバル学部教授の根本敬氏を講師に迎えて「アウンサンスーチーの思想とビルマ(ミャンマー)の民主化」というテーマで実施。114名の受講生が参加した。講義では同国が民主化に向かうために解決しなければならない課題や、アウンサンスーチー氏に期待される政治的役割などをわかりやすく解説し、講師の熱意に応えた参加者の方々から次々と質問が上がるなど、講義時間をオーバーするほどの盛りあがりとなった。

■2014年度公開教養講座 開催概要
【日程と演題、講師名(敬称略)】
第1回: 5/10(土)「アウンサンスーチーの思想とビルマの民主化」
      講師/上智大学教授 根本敬

第2回: 6/14(土)「憲法9条の力と可能性 ―安倍政権の改憲のねらいと日本、アジアの平和―」
      講師/一橋大学名誉教授 渡辺治

第3回: 7/12(土)「21世紀の福祉の展望 ―日本のいままでの福祉、今後の福祉―」
      講師/元 郵政大臣 八代英太

第4回: 9/13(土)「翻訳を楽しむ ―読む・味わう・訳してみる―」
      講師/東洋学園大学教授 河島弘美

第5回: 10/4(土)「運動と一生つき合うために」
      講師/東洋学園大学准教授 澁谷智久

第6回: 11/8(土)「イランを知り、イスラームを理解する」
      講師/東洋学園大学講師 奈良玲子

第7回: 12/13(土)「戦争報道と原発報道 ―新聞はどこで間違えたのか―」
      講師/朝日新聞編集委員 上丸洋一

【場所】東洋学園大学 流山キャンパス
【時間】午後1時~午後3時
【受講料】
一般:3,000円/ペアチケット(ご家族2名):4,500円 ※ともに、全7回の受講料+諸経費、
1回のみの受講:1,000円、東洋学園大学生およびその家族:無料
【受付】一般の方は、当日、直接会場へお越しください
【Webサイト】東洋学園大学 公開教養講座 http://www.tyg-koukai.jp/

▼本件に関する問い合わせ先
 東洋学園大学 広報室 (担当:大内・大橋)
 TEL: 03-3811-1783
 FAX: 03-3811-5176
 e-mail: koho@of.tyg.jp
 http://www.tyg.jp

5382 東洋学園大学 公開教養講座_2014年度第1回講座の模様