城西大学

学校法人城西大学が4月20日、「学校法人城西大学創立50周年記念コンサート」を開催

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学校法人城西大学(水田宗子理事長)は創立記念日の4月20日、坂戸キャンパス(埼玉県坂戸市)の清光ホールで、「学校法人城西大学創立50周年記念コンサート」を開催した。同大はハンガリーのブダペスト商科大学との学術交流協定締結以来、多くの学生が行き来し交流を深めていることから、コンサートには、同大と友好関係にあるハンガリーに縁のある演奏家を招請。日本ハンガリー友好協会の会員や地域の人々、教職員や学生・留学生など約500人が、素晴らしい演奏に聴き入っていた。

 城西大学は、大蔵大臣などを歴任した水田三喜男が1965年4月、「学問を通しての人間形成」を建学の精神として埼玉県坂戸市に創立。建学の精神を基に、「社会が発展するために必要とされる人材を育成することによって、人類の福祉に貢献すること」を理念として発展してきた。
 1983年に城西大学女子短期大学部(現:城西短期大学)、1992年には千葉県東金市に城西国際大学、2005年には3つの大学を結ぶ中心点として東京都千代田区紀尾井町に東京紀尾井町キャンパスを開設し、今年創立50周年を迎えた。

 同大は教育方針に「国際的視野に立って、自らに課せられた社会的使命の達成に努力したい人」の育成を掲げており、グローバル教育の充実や国際交流活動の強化を目的に、世界各国の大学と積極的な国際交流を推進。近年は中欧諸国やアセアン諸国の大学との交流を強化している。
 特にハンガリーとは2007年のブダペスト商科大学を皮切りに、現在9校と学術交流協定を締結し、多くの学生が行き来して交流を深めている。ハンガリーとは友好関係にあることから、このたび開催された記念コンサートではハンガリーに関係の深い演奏家を招いた。

 コンサートに先立ち、水田宗子理事長は挨拶で「ハンガリーとの関係は、私どもが国際教育を推進するうえで大きな力となっています。また、ハンガリーはリストをはじめ著名な音楽家を輩出。活躍中の演奏家の方々を招いた本日のコンサートをお楽しみください」と述べた。
 続いて、来賓の駐日ハンガリー大使館のセルダヘイ・イシュトヴァーン大使が「ハンガリーから要人が来る際は、必ず城西大学を訪問して素晴らしい業績を直接見てもらっています。本日、ハンガリーの音楽を皆さんに聴いていただけることは本当にありがたいことです」と感謝の言葉を述べた。

 コンサートは、日本人の父とハンガリー人の母を持つピアニスト、金子三勇士さんの演奏によるショパン「ポロネーズ第6番変イ長調『英雄』」、リストの「コンソレーション第3番」からスタート。ブダペスト生まれのコハーン・イシュトヴァーンさん(クラリネット)、半田美和子さん(ソプラノ)、セルダヘイ大使の夫人で友情出演のセルダヘイ玲子さん(ピアノ)も登壇し、同じくハンガリー出身のバルトークの「ルーマニア民族舞曲」をはじめ、中田喜直作曲の日本歌曲やアンコールの滝廉太郎作曲「花」など14曲が披露された。
 晴れやかで美しい演奏に、日本ハンガリー友好協会の会員や地域の人々、教職員や学生・留学生など約500人が聴き入った。

▼本件に関する問い合わせ先
学校法人城西大学広報センター
TEL: 03-6238-1240

7005 アンコールは滝廉太郎の「花」