多摩美術大学

多摩美術大学と米国のアートセンター・カレッジ・オブ・デザインが共同研究「Pacific Rim(パシフィック・リム)」の成果発表会を開催

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多摩美術大学では米国のアートセンター・カレッジ・オブ・デザインとの共同プロジェクト「Pacific Rim(パシフィック・リム)」の成果発表会を、11月28日(土)に青山・スパイラルにて開催する。当日は、3ヶ月にわたる研究成果として、両校総勢25名の学生たちがどうすればサステナブルな生活を促し、それを次の世代に引き継いでいくことができるかを提案する。

 多摩美術大学では、1981年以来長年にわたり交流を続けてきた米国のアートセンター・カレッジ・オブ・デザインと、2006年から「Pacific Rim(パシフィック・リム)」プロジェクトを開催している。
 このプロジェクトは、デザインの分野で学ぶ学生たちが、自然災害やサステナブル、またはワークスペースのデザインなど、グローバルな社会問題から日常的なテーマまで幅広く取り上げて行う共同研究である。太平洋を隔てた二つの大学が、一つのテーマに取り組み、文化、習慣、言語、価値観の違いのなかでリサーチ、討議、デザイン作業を経て、コンセプトを共有し、デザインを学ぶ学生として何ができるのかを提案していく。その成果は研究成果発表会で発表されるほか、インターネットなどを通じて全世界に発信される。

 最後のジャパンステージとなる2009年度は、25名からなる両校の学生たちが「持続可能な生活をデザインする」をテーマに、デザインがどのように私たちの日常生活を豊かにし、人類の経験をどのように見直すかについて研究した。今やマーケティングに踊らされている感すらあるこの“サステナビリティ”という言葉を再定義するために、学生たちは日常生活を見直すことから開始。そして、どうすればサステナブルな生活を促し、それを次の世代に引き継いでいくことができるかを考えてきた。

 10月23日(金)には中間報告会を開催。アートセンターから環境デザイン学科長が来学し、同大の教員たちも立ち会う中、25名の学生が5グループに分かれ、それぞれのコンセプトについて発表を行った。
 11月28日(土)の成果発表会では、アートセンターから環境デザイン学科長、グラフィックデザイン学科長を迎え、中間報告会で発表したアイデアを更に展開したものを発表する予定だ。

◆Pacific Rimプロジェクト成果発表会
 Connections: Designing Sustainable Living サステナブルな生活のためのデザイン
【開催日時】
 2009 年11月28日(土)11:00 ~ 18:00
 入退場自由
【開催会場】
 スパイラルガーデン(東京都港区南青山5-6-23スパイラル1F)
【内容】
 Connections: Designing Sustainable Living
 “サステナブルな生活のためのデザイン”をテーマにした5つの提案を行う。
【タイムテーブル】
 ●11:00~
  展覧会場オープン
 ●14:00~18:00
  プレゼンテーションおよび質疑応答
 ●18:00~
  レセプション・パーティー

▼本件に関する問い合わせ先
 多摩美術大学 Pacific Rim事務局(担当:竹中)
 〒192-0394東京都八王子市鑓水2-1723
 TEL: 042-676-8611(代表)
 FAX: 042-676-2935
 E-mail: intl-ex@tamabi.ac.jp
 URL: http://www.pacificrimproject.com
 ※取材にお越しいただける場合は、誠に恐縮ですが別紙
 ( http://www2.tamabi.ac.jp/cgi-bin/pacific_rim/pr5//press/pr5_press_release.pdf )の4枚目にご記入の上、11月24日(火)までにご返信いただければ幸いです。

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