武蔵野大学

ECO人材の養成を目指して――武蔵野大学が企業、自治体等の環境・省エネルギー担当者向け「省エネルギー管理講座」を開催

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武蔵野大学(東京都西東京市)では10月2日(土)より、「省エネルギー管理講座」(主催:武蔵野大学/協力:新日本空調株式会社)を開講する。これは、各事業所において省エネルギー対策等の立案やマネジメントに携わる担当者、これから専門知識を身につけたい人を対象としたプログラム。期間5か月、合計120時間の中で、企業や自治体、地域社会に貢献するECO人材の養成を目的としている。受講料無料、申し込みは9月17日(金)まで。

 近年、各企業において、地球温暖化による気候変動に対する具体的な対応が迫られている。また、CO2排出削減も求められ、多くの事業所が対策に取り組み始めている。
 
 武蔵野大学が10月2日(土)より開講する「省エネルギー管理講座」は、各事業所における省エネルギー対策等の立案やマネジメント担当者、これから専門知識を身につけたい人を対象としたものである。期間5か月、合計120時間のプログラムの中で、「地球温暖化対策計画書」などの策定ができる内部管理者としての知識の習得を目指す。
 
 講座では、環境をめぐる諸問題や地球温暖化防止に対する政策等の概説をはじめ、エネルギーにかかわる設備や技術の基礎知識と活用方法についての講義、事業所における省エネルギー計画の立案実務に役立つ法律や制度の学習や、報告書執筆の演習なども行う。
 
 さらに、同講座修了者への特典として、武蔵野大学大学院環境学研究科環境学専攻(社会人1年制)への優先入学制度を用意した。入学後に4単位分を単位認定し、その分、学費を減免(9万円程度)する。
 
◆「省エネルギー管理講座」カリキュラム概要
 ●省エネルギー対策に関するゼネラリストとして必要な論理を学ぶ科目
  ・地域環境政策論(地域環境政策を中心に、各種環境政策の動向について学ぶ)
  ・都市気候対策論(ヒートアイランド対策など、技術資料を活用した対策のプランニング手法を学ぶ)
 ●省エネルギー管理の専門家・実務家として必要な知識・技能を学ぶ科目
  ・設備管理概論(空調を中心とした建築設備の基礎知識、運転・維持管理のための事例を学ぶ)
  ・エネルギー管理概論(国の地球温暖化防止政策や技術戦略、東京都の条例、各種制度について学ぶ)
  ・環境法制度と運用(エネルギー事情、雨水や排水の活用方法、省エネ技術の開発動向を学ぶ)
  ・環境設備概論(建築設備のトラブル事例や再利用方法、最新の環境配慮設備事例について学ぶ)
 
【開講期間】
 平成22年10月2日(土)~平成23年2月19日(土)
【日時】
 毎週水曜18:20~21:30(90分×2講座)
 毎週土曜10:30~16:10(90分×3講座)
【開講場所】
 武蔵野大学 三鷹サテライト教室(JR三鷹駅北口前)
【受講料】
 無料
 ※教材費は別途実費
【募集定員】
 10名
 ※応募者多数の場合は書類選考とします。
【申込期間】
 平成22年9月1日(水)~9月17日(金)
【講座の申込方法】
 問い合わせ先まで電話、FAXまたはEメールにてご連絡ください。
 
※関連ホームページ
 http://www.musashino-u.ac.jp/ao_general/various/lifelong_study/workshop/index.html
 
▼本件に関する問い合わせ先
 武蔵野大学 社会連携センター
 〒202‐8585 東京都西東京市新町1‐1‐20
 TEL: 042-468-3222
 FAX: 042-468-3211
 E-mail: lifelong@musashino-u.ac.jp