京都外国語大学

自らの力で外国語劇を完成させる、外大ならではの伝統行事――京都外国語大学が「第52回 語劇祭~52(ごっつ)おもろいやん語劇~」を開催

大学ニュース  /  イベント  /  国際交流  /  学生の活動

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

京都外国語大学では10月31日(日)~11月2日(火)まで、「第52回 語劇祭~52(ごっつ)おもろいやん語劇~」を開催する。これは、外国語で演じるキャストから裏方までをすべて学生たちの手で行い、自分たちの力で完成させるという“外国語大学”ならではの伝統行事。日本語を母国語とする学生は英語・スペイン語などの外国語で、外国人留学生は日本語で、それぞれ個性あふれる劇を演じる。演目は一般客にも馴染みのあるものが多く、すべて日本語字幕がつくので「外国語が分からなくても大丈夫!」だ。

 京都外国語大学では、「外大祭」(学園祭)と同時に毎年「語劇祭」を開催している。これは、英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語・中国語・イタリア語の7言語を学ぶ学生団体と、日本語を学ぶ外国人留学生が作り上げる“外国語大学”ならではの伝統行事。今年で52回目の歴史を重ね、学生が日頃の学びやクラブ活動の成果を発表する場として、毎年学内外から好評を博している。
 
 「語劇祭」の大きな特徴は、キャストを含めた裏方のスタッフなども、すべて学生自身が務めることにある。演目も馴染みのあるものが多く、外国語で演じる劇には日本語の字幕を用意することで、一般客からも親しみを持ってもらえる語劇祭作りを目指している。
 また、実行委員会では、各グループが語劇の充実を図ることを目標に「ゴールデンスター賞」を設けている。学生たちは受賞を目指して、正統派の古典劇から現代ドラマ、コメディまでの多彩な演目を一丸となって作り上げていく。
 
 「第52回 語劇祭~52(ごっつ)おもろいやん語劇~」と題した今年は、10月31日(日)~11月2日(火)に開催する。11月1日(月)には外国人留学生たちによる日本語劇「ライオンキング」を上演。日々の学習の中で磨いた留学生たちの流暢な日本語に、学生たちは大きな刺激を受けるとともに、語学学習へのさらなる励みを受けるとあって、注目を集めている。詳細は以下の通り。
 
◆「第52回 語劇祭~52(ごっつ)おもろいやん語劇~」
 【プログラム】
  ●10月31日(日)
   10:30~ ドイツ語研究会「ブレーメンの音楽隊/Die Bremer Stadtmusikanten」
   13:30~ スペイン語研究会「おとぎの国の/El paí s De Las Maravillas」
   16:30~ E.S.S.「ピーターポッターと愚者の石/Peter Potter and the Silly Stone」
  ●11月 1日(月)
   10:30~ ブラジルポルトガル語研究会「悪者たちのいるところ」
   13:30~ 留学生会「ライオンキング」
   16:30~ イタリア語研究会「トゥーランドット/Turandot」
  ●11月 2日(火)
   10:30~ フランス語研究会「Ce qui est fait est fait(スキエフェエフェ)」
   13:30~ 中国語研究会「名偵探 柯南 ~藏着大熊猫的愿望~ パンダに秘められた思い」
   17:30~ ゴールデンスター賞 授賞式
 
 【会場】
  京都外国語大学 森田記念講堂
   アクセス:市バス「京都外大前」下車
       阪急「西院」下車、西へ徒歩15分
       地下鉄 東西線「太秦天神川」下車、南へ徒歩13分
 【その他】
  入場無料。外国語劇は全て日本語字幕つき。
 
▼本件に関する問い合わせ先
 京都外国語大学 語劇祭実行委員会
 〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
 TEL: 075-322-6021 (学生部呼出)
 FAX: 075-322-6218

1695 外国人留学生らによる「グリース」(第51回語劇祭)

1696 フランス語研究会による「長靴を履いた猫」(第51回語劇祭)