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京都産業大学が、感染症および食品の安全の研究に関わる相互連携に関する協定を京都市と締結

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京都産業大学では総合生命科学部、とりわけ動物生命医学科、鳥インフルエンザ研究センターを中心に共同調査・研究を行い、食の安全・安心、公衆衛生の維持・向上、防疫及び対策等を図る連携協定を締結した。

 近年、日本国内では新型インフルエンザが大流行し、高病原性鳥インフルエンザが京都市近隣においても発生している。また、チクングニア熱等、新しい動物由来の感染症が大きな脅威となっている。これに加え、人が世界を自由に移動するグローバル社会の今日においては、海外からの輸入感染症の脅威にさらされている。

 これらの状況を踏まえ、3月18日(金)に京都産業大学では京都市と、平成22年に同大が設置した総合生命科学部、とりわけ動物生命医学科、鳥インフルエンザ研究センターを中心に共同調査・研究を行い、食の安全・安心、公衆衛生の維持・向上、防疫及び対策等を図る連携協定を締結した。

 食品中の残留農薬や動物用医薬品の検査、食中毒の原因菌・ウイルスなどの研究を行っている京都市と同大が協力して研究することで、医学・獣医学のみならず食の安全性に関わる分野においても成果が期待できることから、今回の相互連携に至った。今後、本学鳥インフルエンザ研究センター、および総合生命科学部動物生命医科学科と、京都市保健衛生推進室、衛生環境研究所が主体となり、さらに広範囲で公衆衛生の維持・向上、また食の安全・安心の確保について共同で調査・研究を進める予定。

◆京都産業大学HPキャンパスフラッシュ掲載はこちら
 http://post.kyoto-su.ac.jp/s/w013/campus_flash/index.php?ID=1649