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横浜市立大学 先端医科学研究センター整備事業: 先端医科学研究センター新研究棟が完成 ~平成25年3月28日(木)に竣工記念式典を開催

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横浜市立大学では、基礎医学の研究成果を、臨床現場で疾患の予防、診断、治療法などに役立てるよう、「トランスレーショナル・リサーチ(橋渡し研究)」の推進を目的として、先端医科学研究センターの新研究棟(先端医科学研究棟)を福浦キャンパス内に建設していたが、平成24年12月に竣工し、平成25年4月からの本格稼働を予定している。

 横浜市立大学先端医科学研究センターは、横浜市中期4か年計画に位置づけられており、横浜市金沢区の福浦地区において「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」の中心的な研究施設となっている。これまでも、再生医療や医療機器の開発など研究を行い、横浜市の医療環境の充実のために研究を進めてきた。今回新棟が完成したことで、これまで以上に、大学内外の研究者や研究機関との連携が強化され、企業との共同研究が進み、医療面などで、市民の皆様に実感していただける成果をあげることが期待されている。

▼新研究棟竣工記念式典の概要
<日時>
平成25年3月28日(木)午前10時~11時 竣工記念式典、11時~新研究棟見学会(30分程度)

<記念式典会場>
横浜市立大学福浦キャンパス内ヘボンホール(横浜市金沢区福浦3-9)

※取材にお越しの際は、会場受付にお立ち寄りください。

【新研究棟概要】
建設地: 神奈川県横浜市金沢区福浦3-9(横浜市大福浦キャンパス内)
建築面積: 737平方メートル
総床面積: 2,000平方メートル(1~4階:420平方メートル、5階:320平方メートル)
構造: 鉄骨鉄筋コンクリート造
規模: 地下1階、地上5階、塔屋1階建て
棟内施設: プロテオーム解析室、セローム解析室、バイオバンク室、臨床研究データ解析室 等

 新研究棟には、最新の研究機器を設置した解析室のみならず、企業と共同で創薬や治療法の開発などを行う「産学連携ラボ」や、臨床研究支援を含めた各種データマネジメントを包括的に実施し、学内をはじめ地域の医療機関や研究機関における臨床研究などの質的向上に貢献する解析室等を整備した。
新研究棟の完成により、国の大型プロジェクトの獲得、産学連携をより一層推進し、基礎の研究を医療の現場に結びつける「トランスレーショナル・リサーチ」体制の構築をさらに加速させていく。

▼本件に関するお問い合わせ先
 公立大学法人横浜市立大学
 先端医科学研究課長 立石 建
 TEL: 045-787-2527
 FAX: 045-787-2509
 E-mail: sentan@yokohama-cu.ac.jp