東京家政大学

東京家政大学・同短期大学部の学生らが、アレルギーや子どもの栄養面に配慮したお菓子を開発

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東京家政大学・東京家政大学短期大学部の学生らはこのたび、アレルギーや子どもの栄養面に配慮したお菓子を開発した。これは、子どもの抱える食環境を知り、安心・安全で楽しく食べられる商品の開発を通して、子育てを支援することをも目的としたもの。学生らは5月29日~6月4日まで開催されたイベント「第6回 大学は美味しい!!」フェアにて、小麦や乳、卵を使用しないケーキや栄養価の高いクッキーなど10商品を販売した。

 このたびの商品開発には、東京家政大学の「白藤プロジェクト」および同大短期大学部栄養科および保育科の取り組み「子どもに優しいお菓子やさん」に参加する学生らが携わった。

 「白藤プロジェクト」は、新潟県で昭和初期まで栽培されていた伝説の酒造米「白藤」を復活させるためにスタートした産学官連携プロジェクト。同プロジェクトは2007年、有限会社「エコ・ライス新潟」と連携し「白藤」を復活させた。
 その後、新潟の菓子店「ガトウ専科」と協働でアレルギー対応食品を開発。これらの商品は小麦や乳、卵を使用せず、米粉や豆乳を使って作られている。

 また、「子どもに優しいお菓子やさん」は、文部科学省「平成24年度産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」の補助金により活動。商品の開発にあたっては、地域の保育園や子育て施設を回って保護者と直接話をしながらアンケートを行った。
 アンケートの結果、たんぱく質やカルシウム、ビタミンを子どもに摂取させたい保護者や、おやつを食べることによる肥満や虫歯を気にする保護者が多いことが判明。調査結果をもとに、たんぱく質やカルシウムが多く、甘さ控えめで食べすぎも防げる大きさのお菓子を、「スワンベーカリー十条店」および「ガトウ専科」の協力を得て開発した。

 学生らは、開発した商品を先日行われたイベント「大学は美味しい!!」にて販売した。

◆「大学は美味しい!!」フェアにて販売した商品
【白藤プロジェクト】
・米粉の苺ロールケーキ
・塩麹クッキー
・シュークレープ(プレーン味、チョコ味)
・米味噌
・白藤笹団子

【子どもに優しいお菓子やさん】
・ふんわりカップシフォン(トマトとチーズ、きなこと白ごま、バナナ)
・パウンドケーキ(ごぼうと白みそ、ブロッコリーとかぼちゃ)
・じゃこクッキー(カリカリ、さくさく)

▼本件に関する問い合わせ先
 東京家政大学 進路支援センター
 〒173-8602 東京都板橋区加賀1-18-1
 TEL: 03-3961-2443
 http://www.tokyo-kasei.ac.jp/

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