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東邦大学(千葉県船橋市)は3月8日(土)、習志野キャンパスにて、理学部野生生物保全研究センター設立記念シンポジウム「希少鳥類の未来を考える」を開催する。当日は同大の教員や同窓生らがアホウドリやヤンバルクイナなど、希少鳥類などの抱える問題と保全活動について発表する。またこのシンポジウムは、今年度をもって定年退職する長谷川博教授(理学部生物学科)の退職記念講演も兼ねている。事前申込不要、参加費無料。シンポジウム終了後の長谷川博教授退職記念パーティーは要事前申し込み、参加費5000円。
東邦大学理学部では現在、野生生物保全研究センター(CWCS:Center for Wildlife Conservation Studies)の設立を準備している。これは、アホウドリの劇的な復活に貢献し、今年度をもって定年退職を迎える長谷川博教授をはじめ、長年にわたり同大に蓄積されてきた生態系や生物多様性保全のための知識や技術を継承していくためのもの。学生、同窓生が主体となって、希少種の保全や外来種による生態系の攪乱など地域が抱える生態的課題を解決し、地域生態系の保全を行っていくことを目標としている。
このたびのシンポジウムでは、長谷川教授が長年にわたって取り組んできたアホウドリなどの希少鳥類の保全研究に焦点を当てる。長谷川教授自身が退職記念講演を行うとともに、現在も希少鳥類の保全研究に従事している同大の教授や同窓生、学生らが、それぞれの対象種の抱える問題とその保全生態学的活動について発表を行う。
◆野生生物保全研究センター設立記念シンポジウム
理学部生物学科 長谷川博教授退職記念講演 「希少鳥類の未来を考える」
【日 時】3月8日(土) 13:00~17:15
【場 所】東邦大学習志野キャンパス (千葉県船橋市三山2-2-1)薬学部C館101講義室
※最大収容人数500人
【その他】事前申込不要、参加費無料
【プログラム】
●はじめに「東邦大学での生態学研究の歴史と野生生物保全研究センター設立の意義」
長谷川雅美(東邦大学理学部生物学科 教授)
●第1部(13:15~): 野生個体群の減少を食い止める
「飛べない鳥、ヤンバルクイナの保全」
尾崎清明(公益財団法人山階鳥類研究所 副所長)
「日本に生息するライチョウの現状と保護の展望」
小林 篤(東邦大学大学院理学研究科生物学専攻 博士後期課程)
●第2部(14:35~): 鳥類の保全と地域の関わり
「今タンチョウに起きていること」
百瀬邦和(NPO法人タンチョウ保護研究グループ 理事長)
「コウノトリの野生復帰に向けて -"つながり"を運ぶコウノトリ-」
武田広子(株式会社野田自然共生ファーム)
●第3部(15:55~): 絶滅危惧種の回復成功例のモデルケース
〈退職記念講演〉「アホウドリからオキノタユウヘ」
長谷川博(東邦大学理学部生物学科 教授)
※シンポジウム終了後に長谷川博教授退職記念パーティーを行います。参加ご希望の方は、理学部生物学科ウェブサイトよりお申し込みください。締め切りは2月28日、会費 5000円。
http://www.sci.toho-u.ac.jp/bio/information/info20140123.html
▼イベントに関する問い合わせ先
東邦大学理学部生物学科地理生態学研究室
TEL: 047-472-1162
E-Mail: toho.cwcs@gmail.com
▼取材等に関する問い合わせ先
東邦大学 経営企画部 広報担当 森上 需
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
TEL/FAX: 047-494-8571
E-Mail: press@toho-u.ac.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 東邦大学 |
住所 東京都大田区大森西5-21-16 |