大妻女子大学

大妻女子大学生が千代田区の火災予防に協力――子どものブロンズ像に手作りの消防服を着せて「春の火災予防週間」をPR

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大妻女子大学(東京都千代田区)の課外活動団体「服部」(ふくぶ)の学生らはこのたび、千代田区・麹町4丁目交差点角(地下鉄麹町駅1番出口の目の前)にある子どものブロンズ像に着せる消防服を作成した。これは、3月1日(土)~7日(金)の「春の火災予防週間」を通行人にPRすることを目的としたもの。3月末までブロンズ像に着用させ、火災発生防止への意識を高めることを目指す。

 大妻女子大学の「服部」は文化祭で行われるファッションショーを中心に活動する、同大公認サークル。服のデザインから制作、音響や照明まで企画・演出し、 自分たちの手でショーをつくりあげている。

 ミニ消防服の制作は、服部が東京消防庁麹町消防署の依頼により2010年から行っているもの。社会貢献・地域連携の取り組み、および火災予防週間の一環として、春・秋の年2回制作する。黄、黒、オレンジの3種類ある消防服のうち、今春はレスキュー隊員が着るオレンジ色の消防服を再現した。

 服部の部員4人(すべて同大家政学部被服学科2年)は、それぞれに担当を決め、防火帽子・上着・ズボン・靴を約1週間かけて制作。2月25日に約20分かけてそれら4点をブロンズ像に着せた。例年と同様、ズボンの脇をマジックテープで開くようにしたり、靴の底を抜いておいたりと、動かないブロンズ像への着衣に対する工夫を施していたが、今年は大雪の影響で試着の機会がなかったため、「着せるのにいつもよりちょっと手間取りました」と部長の金礪(かなと)恵さんは話している。

▼本件に関する問い合わせ先
 大妻女子大学 広報戦略室
 東京都千代田区三番町12番地
 TEL: 03-5275-6159
 FAX: 03-5275-6098


5121 着衣のようす