金沢工業大学

金沢工業大学「DK art cafeプロジェクト」が企業と共同で「とり野菜みそカレー」を開発 -- 地元発酵食材の定番調味料を使用した新商品の世界販売を目指す

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金沢工業大学の学生による「地方創生・商店街活性化・DK art cafeプロジェクト」(プロジェクトリーダー:経営情報学科4年 高山純平さん、指導担当教員:経営情報学科 松林賢司教授)はこのたび、株式会社まつや(本社:石川県かほく市、代表取締役社長 松本啓志氏)と共同で「とり野菜みそカレー」を開発した。レトルト食品としての商品化を進め、石川発の新たな観光土産品として広く世界に発信する。

【「とり野菜みそカレー」開発の経緯】
 「地方創生・商店街活性化・DK art cafeプロジェクト」は、金沢工業大学の課外プロジェクトの一つ。金沢・竪町商店街における実際のcafe事業の企画・設営・運営や、新規ビジネスの企画を学生自身が行い、地方創生・商店街活性化に取り組む。
 プロジェクトでは、観光客をターゲットとした新商品の開発を目指す中で、●全国的にもブランド価値が高く、●他県の調味料との差別化が可能で、●カレーに加えると美味しい調味料、という3つの条件で探索した結果、株式会社まつやの「とり野菜みそ」でカレーの開発を進めることにした。

 そして、金沢工業大学経営情報学科が得意とするマーケティングテクノロジーに基づき、市場調査、戦略分析を実施し、半年前から商品化に向けた研究を進めてきた。
 学生が試作したカレーは約30種類以上にのぼり、自信作は株式会社まつやの松本社長自らが試食・評価を行うというプロセスを繰り返し行うことで、このたびようやく「トリ野菜味噌カレー」の開発に成功することができた。

 DK art cafeプロジェクトでは、マーケティング研究活動の一環としてすでに「とり野菜みそカレー」を竪町商店街のDK art cafeでオススメメニューとして提供を開始しており、観光客から好評を得ている。

 今後は「とり野菜みそカレー」のレトルト食品をお土産物として商品化するパートナーを株式会社まつやと共同で探索し、石川県の地元食材をより広く世界に発信、紹介することを目指す。

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 広報課
 石川県野々市市扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784
 E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp

12633 とり野菜みそカレー

12634 研究開発風景