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京都産業大学には、ピアサポーター制度や新歓祭、学生生活オリエンテーションなど、新入生を支援する制度やイベントが数多くあるが、その1つに卒業生主催で新入生の大学生活を支援する伝統行事『フレッシャーズ・コミュニケーション』がある。
この取り組みは今年で40回目を迎える、卒業生が新入生を支援する本学オリジナルのイベントで、毎年約150人の新入生が参加している。
今年は、4月7日（土）～8日（日）に、あうる京北（京都市右京区）において、20代～60代の卒業生8人と在学生アドバイザー16人が中心となり、1泊2日で実施する。
まず京都産業大学神山ホールに集合し、アイスブレイクで自己紹介しながらコミュニケーションを図る。そして、移動中のバスの中で、在学生アドバイザーが所属している課外活動団体の紹介と、愛校心の醸成を目的として学歌を練習する。夕食後のグループワークでは、充実した学生生活を送るための目標発見を目的として、新入生同士で議論したり、卒業生・在学生へのインタビューをおこない、それぞれが発見したことを発表する。2日目は、スポーツ大会を開催した後、最後に全員が「大学生活での自分の目標」を発表する。
参加した新入生からは、学部が異なる学生や先輩、卒業生とも交流ができ、2日間行動を共にすることで相互理解が深まるため好評だ。このイベントを通じて仲良くなった友達とは卒業後も関係が続くことが多いという。また、関西以外の出身学生が多く参加していることも特徴だ。

むすんで、うみだす。　　上賀茂・神山　京都産業大学


関連リンク
ピアサポーター制度
https://www.kyoto-su.ac.jp/campuslife/fresher/fresher_peer.html
新歓祭2017
https://www.kyoto-su.ac.jp/news/20170419_345_release_ka01.html