摂南大学

地域で被災地の健康危機管理意識を醸成 大阪府南部3保健所管内12市町の合同健康危機管理研修を実施

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摂南大学(大阪府寝屋川市)理工学部建築防災研究室と大阪府和泉保健所、岸和田保健所、泉佐野保健所管内12市町は、「大災害時の医療・福祉・保健体制の構築」を目的に80人規模の合同健康危機管理研修を実施する。

 災害時に被災地の公衆衛生の復旧を迅速に遂行するための研修で、3保健所管内12市町の防災関連部署と保健関連部署が大地震災害を想定した被害アセスメントを行い、福祉避難所に送る人の把握など災害対策を考える。今年、大阪では北部地震や台風など、多くの災害に見舞われ、その際、住民の健康維持は重要な課題として挙げられた。保健師と市町の危機管理担当者が合同で被災者の健康被害の拡大防止や健康危機への対応を行うことで、被災地における健康危機管理意識を醸成することを狙いとしている。災害研修に保健師が加わることは全国的にも新しい取り組みである。当日は本学学生が研修プログラムを提供し、ファシリテーターを務める。

●日 時:2018年12月3日(月)13:30~16:30

●場 所:岸和田市立浪切ホール4階 交流ホール(岸和田市港緑町1-1)

▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人常翔学園 広報室(笹部・上田)
 TEL: 072-800-5371

image.jpg 昨年の富田林・藤井寺保健所管内9市町村による研修(富田林市で)