学生とともに造った学園の新たな拠点、総合教育棟が工学院大学八王子キャンパスに完成――日本初の教室用空調イス・地中熱を利用した空調システム・先進の免震構造を搭載
八王子キャンパス総合教育棟は9月6日に竣工式が行われ、新学期より利用を開始した。地上4階地下1階の4つのL形の教育棟がゆるやかに繋がる開放的な配置。設計を日本建築学会作品賞受賞者である千葉学氏が担当した。居心地のいい広場やパッサージュとよぶ都市的路地、大開口の窓を随所に配置し、学生たちの動きや集まりが見えることで、互いのコミュニケーションが生まれるよう計画されている。
地域の防災拠点も兼ね添える大学として災害時の機能的な自律を目指しており、先進の免震構造を導入し耐震性を強化。バリアフリーにも配慮している。省エネルギーにも注力し、地中熱を利用したアースピット方式空調システムを導入。また教室には建築学部教授の研究を生かした「空調イス」を採用。それぞれのイスの背面から出る空調気流が、イスに座る人を優しくパーソナルに包み込み、無駄なく快適な環境で授業を受けられる、教室としては日本初の省エネシステムである。こうした先進技術が、新しいキャンパスの顔を支えている。
また総合教育棟は「生きた教材」として、工事期間中に現場見学会および講演会「現場塾」を開催。作業所では大学院生を対象にインターンシップを実施し、実際に工事に参加することで、現場での生のやりとりや建築工事のプロセスを学んだ。学生にとっては、通常の授業では得られない貴重な経験となった。同大では今後もこの校舎がエンジニアを目指す学生の教材としてモチベーションを喚起していくことを目指す。
総合教育棟建設は、学園創立125周年事業の一環として行われた。今月10月31日には記念式典が執り行われ、建学の先人たちに感謝を送ると共に、その精神を引き継ぎ新たなる躍進を誓う。
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