明治大学が、食品産業の生産コスト低減に向け「植物工場」を建設へ―─経済産業省 平成21年度「先進的植物工場施設整備費補助金」に採択
【事 業 概 要】
高生産性や経済合理性があり、病害虫フリーの安全で高機能を有する植物生産システム(植物工場)を確立するため、「植物工場基盤技術研究センター」を生田キャンパス(川崎市)内に設置する。これにより、中小企業等の植物工場への新規参入や新たなビジネスモデルの創出を図るとともに、有用人材の育成と食料の安定的供給・確保を目指していく。
【特 徴】
無農薬で無菌的な生産システムを確立するため、食品製造業や外食産業での生産物の殺菌・洗浄工程を省略することができ、生産と加工を一体化させることによる生産コストの低減化はもちろん、従来の消毒液による食品の安全性の問題解決や洗浄水資源の節約につなげる。そのために、明治大学が有する二酸化炭素殺菌法や光触媒による培養液浄化の新技術が生かされる。
【施 設】
施設の規模は440平方メートルで、その中に滅菌可能な空調システムと、高機能放電管による照明システム、培養液の殺菌や浄化ができる養液栽培システム等に加え、生産物の品質評価や微生物の分析用実験室や人材育成用の教室等が設けられる。
また、植物工場が必要とするエネルギーは,明治大学が開発した太陽光や風力発電装置を用いた自然エネルギーを使用し、排液を出さない資源循環型でゼロエミッション型の植物工場を目指す。
(参 考) 経済産業省ホームページ(平成21年度「先進的植物工場施設整備費補助金」の交付先の公募結果について):
http://www.meti.go.jp/information/data/c90828cj.html
▼本件の内容に関する問い合わせ先
明治大学 農学部事務室
TEL: 044-934-7569
▼取材に関する問い合わせ先
明治大学 広報課(担当:野見山)
TEL: 03-3296-4082