実践女子大学が相撲協会とコラボ。学生デザインのコンパクトミラー型相撲グッズ「ダブルミラー」を7月の大相撲名古屋場所で販売。“スー女”をもっと増やしたい!
4年の小野﨑和佳さんが1年がかりで。塩まく力士、土俵上の吊り屋根をイメージ
採用された「ダブルミラー」をデザインしたのは、安齋利典教授が指導する生活科学部生活環境学科(現:環境デザイン学部環境デザイン学科)のプロダクトデザイン研究室に所属する小野﨑和佳さん(4年)。
形状は、直径約70ミリの丸型で等倍鏡と拡大鏡の2枚を備えたコンパクトサイズのミラーです。デザインは2種類あり、濃紺が基調の「塩まき」は、表面には、力士が塩をまく躍動感あふれる姿をモチーフにしています。裏面では、土俵の中心で、四股を踏む力士を表現しています。「屋形」は、やわらかな藤色を基調とし、表面には、満員御礼の文字とともに、土俵上の吊り屋根をイメージした屋形をあしらい、裏面は、「Sumo」の文字に軍配をデザインしています。普段使いできるシンプルなデザインが特徴です。価格はいずれも880円(税込)。
同商品は、夏場所(東京・両国国技館、5月10日~24日)で初めて、両国国技館とオンラインショップで販売され、「塩まき」は特に人気を集めました。

ダブルミラー(塩まき表デザイン)
ターゲットは相撲好きな大学生など若年層。さりげなく相撲をアピールできるグッズ
小野﨑さんによると、ターゲットは相撲好きな大学生など若年層。相撲ファン同士のコミュニケーションのきっかけとなるよう「さりげなく相撲をアピールできるグッズ」というコンセプトで開発しました。商品化を目指すに当たり、「あまり複雑にせず、既存の商品を利用して、わかりやすい相撲の要素のデザインを貼りつけるように工夫した」と話しました。
また、「相撲好きだと、普段なかなか自分から言う機会はありません。女性同士で相撲の話をするきっかけになったり、この商品を通して新しく相撲に興味を持つ人が増えたりしたらうれしいです」と期待を寄せています。

ダブルミラーを手にする小野﨑さん(右)と安齋教授
調査開始から約1年 日本相撲協会へのプレゼンを経て商品化
ゼミの活動として行われた今回のグッズ開発では、小野﨑さんら3年次のゼミ生10人が2025年4月、両国国技館を訪問。売店の商品や来場者の様子を調査し、「女性が普段から持ち歩きたくなる相撲グッズ」をテーマに企画を検討しました。
学内でのプレゼンテーションを経て、2025年9月、三保ケ関親方や日本相撲協会の商品開発担当者らを前に企画を発表。小野﨑さんがデザインした「ダブルミラー」が採用されました。その後、協会の依頼で10種類のデザインを展開し、今年4月に「塩まき」と「屋形」の最終デザインが決定しました。
■安齋利典教授コメント
「日本相撲協会と連携して商品開発を行えるのは、本学にとって大切な機会です。学生にとっても、外部の方と関わりながらアイデアをまとめ、実際の商品になっていく過程を経験できることは大きな学びになります。学校内の課題だけでは、どうしても身近な範囲で完結してしまいますが、国技館で現地調査を行い、親方や商品開発担当者の前で提案することで、現場の空気や緊張感を知ることができます。コンセプトづくりからプレゼンテーション、商品化までを経験し、完成させる難しさや面白さを知ってほしいです。今後はグッズ開発にとどまらず、相撲に親しむ人を増やすためのプロモーションにも広げていければと考えています」
商品詳細
■オンラインショップSuMALL(すも~る)にて販売

本件に関するお問い合わせ先
実践女子学園
経営企画部広報課
- 住所
- 東京都渋谷区東1-1-49
- TEL
- 03-6450-6837
- koho-ml@jissen.ac.jp