ページ上部

カブトムシの交尾行動を誘発する化合物を発見!3Dプリンター製の雌モデルを用いた実験で同定〜学部2年生が主体となり、学会にて発表!~

カブトムシの交尾行動を誘発する化合物を発見!3Dプリンター製の雌モデルを用いた実験で同定〜学部2年生が主体となり、学会にて発表!~
本学、生物生命学部 生物生命学科2年生の中玉利さん(鹿児島県・錦江湾高校出身)が主体となって進めた研究により、カブトムシの交尾行動を誘発する特定の化合物を同定することに成功しました。本研究成果は、2026年9月4日に開催された「日本農芸化学会西日本支部大会」にて発表されました。
本研究は昆虫の行動制御における化学物質の役割(化学生態学)の解明を目指し、実験を設計しました。3Dプリンターで雌カブトムシの立体モデルを作成し、同定した化合物を付着させて雄の行動を観察。その結果、雄がモデルに対して交尾行動を開始することが確認されました。

本件は、単なる学術的な成果にとどまらず、「高校時代のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)での探究活動が、教員の指導の継承と大学の入試制度を経て、本格的な研究成果へと結実した教育ストーリー」でもあります。今回の発表は、高校時代の探究活動で芽生えた疑問や情熱を、大学の設備と指導環境の中で昇華させた成果であり、高大接続教育の成功事例といえます。
ぜひ取材をお願いいたします。

【本リリースのポイント】
・3Dプリンター製の「雌モデル」に、雄が恋をした?
3Dプリンターで精密に作った雌カブトムシの模型に特定の化合物を塗布したところ、雄カブトムシが本物と勘違いして交尾行動を示す様子を確認・撮影することに成功しました。

・交尾行動を引き起こす「特定化合物」を同定
カブトムシの行動をコントロールする化学物質の解明を目指し、交尾行動を誘発する物質(化合物)の特定に成功しました。(※現段階では「性フェロモンの発見」とまでは断定せず、化合物名は秘匿としています)

・高校での探究成果を評価する入試制度から、2年生での学会発表へ
高校時代の探究活動を評価する崇城大学独自の「探究活動アピール選抜」を経て入学。1年生の早期から研究室で活動を開始できた環境が結実し、学部2年生という早さでの学会発表につながりました。

本件に関するお問い合わせ先

崇城大学 生物生命学部

教授 長濱一弘

E-mail
kazuhiro@bio.sojo-u.ac.jp

添付資料