日本女子大学「理工学部(仮称)」特設サイト公開―理学からAI・データサイエンス・医薬工学まで4つの専攻と多彩な学びの全貌を初公開―
特設サイトでは、「たしかな理で、未踏の工へ。」をキーメッセージに掲げ、新設される4つの専攻の詳細や特徴を初公開しています。私立女子大学唯一の理学部として歩んできた歴史と伝統を礎に、工学領域を内包し発展する新たな理工学部(仮称)のコンセプトや4つの専攻、学びの魅力、卒業生インタビューなどのコンテンツを通じて、その未来像を発信するサイトです。
キービジュアルでは、「たしかな理」を広々とした大地に、「未踏の工」は宇宙を背景に高くそびえる山に重ねて表現しています。大地から山へと続く風景は、日本女子大学が目指す理工の世界観を象徴するものです。その大地を1人ひとりが歩み、確かな理を礎に、未踏の工へと踏み出していく姿に、本学部の思いを込めています。
特設サイト:https://www3.jwu.ac.jp/fc/public/unv/science_and_technology/
■新学部の魅力が分かる特設サイトのコンテンツ一例
1.時代と社会の要請に応える「4つの専攻」を初公開
・数学・物理学専攻(仮称)
宇宙の法則から、最先端技術の数理基盤までをカバー。すべての科学の土台となる普遍的な学理を体系的に学ぶ専攻です。1年次から「数学」と「物理学」の2つのコースに分かれて専門的に学びを深め、どのような時代変化にも揺らぐことのない軸を作ります。1人ひとりの挑戦を全力でサポートする教育体制により、多様な進路へ羽ばたく力を育みます。

・情報理工学専攻(仮称)
現代の社会基盤となる情報科学の領域において、コンピュータの原理やソフトウェアなどの基盤から、高度なAI・データサイエンス、情報を集めるIoT、守るサイバーセキュリティ、伝える通信ネットワークなど、基礎から最先端技術まで幅広く体系的に学びながら、人とコンピュータの関わりを探究するヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)や社会実装へと視野を広げます。

・化学生命専攻(仮称)
物質の構造や性質を探求する「化学」と、生命の普遍的な原理を解き明かす「生物学」を融合。基礎科学のおもしろさをじっくり味わいながら、産業や環境における課題解決(工学領域)へと学びをつなげます。3年次からは、興味関心に沿った「応用化学」「生命科学」「環境科学」の3つのコースへ分かれます。

・医薬工学専攻(仮称)
化学・生物学・工学・医学・薬学の知識を融合し、疾患メカニズムの理解から、創薬、生体模倣システム、健康科学、香粧品化学までを学ぶ専攻です。医薬品や化粧品の開発、医療機器や医療技術の開発など、次世代の医療・ヘルスケア・美容産業をリードする人材を育成します。

2.理工学部(仮称)の4つの魅力
・理論と実践を横断する学び
数学・物理・情報・化学・生物をもとに、幅広い知識の習得を目指します。さらに、充実した実験と演習により、確かな専門力と探究力を身につけます。

・女性の視点で切り拓く研究環境
個性を発揮し、関心分野を突き詰められる環境です。女子大という環境を生かし、女性の視点から専門分野を捉え直すことで、既存社会の課題を主体的に解決できる力を育みます。

・新たな工学領域への挑戦
既存の工学の枠組みを越え、医薬工学など異なる専門が交わる新たな領域へ挑み、時代が必要とする工学を自ら構想する力を育てます。

・世界を視野に社会とつながる力の醸成
国際的な科学研究の潮流に触れる教育を通じて、科学が社会に果たす役割への理解を深めます。研究室で得た知を社会へとつなぐ力を養います。

■私立女子大学唯一の理学部の伝統から、新たな「理工学部(仮称)」へ
日本女子大学は、1948年に前身となる家政学部家政理学科を開設して以来、約80年にわたり自然科学の本質を見つめる学びと研究を積み重ねてきました。世界を変えるイノベーションは、深遠な理学の探求と、革新的な工学の創造から生まれます。理が工を深め、工が理を前へ進める。ふたつが重なり合うことで、未知の課題に挑み、答えを形にする力を育てます。まだ誰も踏み込んでいない、科学技術の新しい領域へ。私立女子大学で唯一の理学部として歩んできた歴史を礎に、多様化する現代社会の課題解決に応えるため、工学領域を含めた新たな「理工学部(仮称)」へと発展させます。
■「理工学部(仮称)」学部長就任予定の永田典子教授コメント
「なぜ」を問い、自然や数理の本質に迫る理学。その知をもとに、未来に求められる技術や価値を生み出す工学。新たな理工学部では、この2つの視点を大切にしながら、それぞれの専門性をしっかりと深めていきます。気候変動やエネルギー問題、感染症への対応、AI・情報社会をめぐる問題など、現代社会が抱える課題は複雑さを増しています。私たちには、それらに正面から向き合い、解決への道筋をつくる使命があります。そのためにも、基礎を積み上げ、手を動かし、考え抜くという理工学の正攻法を大切にし、その上に日本女子大学ならではの教育を重ねます。「たしかな理で、未踏の工へ。」という言葉に込めた思いのもと、これからの社会に必要とされる理工学部を築いていきます。

永田典子教授プロフィール
| 1992年 日本女子大学家政学部家政理学科II部(生物・農芸専攻)卒業 1998年 東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻 博士課程修了 1998年〜2003年 理化学研究所 研究員 2003年 日本女子大学理学部物質生物科学科 講師、准教授 2014年 教授に就任 (※2022年4月に化学生命科学科に学科名称変更) 研究分野:細胞生物学、植物分子・生理科学、形態・構造学 研究テーマ:電子顕微鏡技術の開発・高度化による植物オルガネラ(ミトコンドリア・葉緑体など)の構造解析と形成・分化機構の解明 |
※上記記載内容については構想段階のものであり、今後文部科学省への相談結果により名称も含め変更することもあります。
【参照リンク】
日本女子大学 「理工学部(仮称)」の2029年4月開設を構想中
(2026/5/21発表プレスリリース)
https://www.jwu.ac.jp/unv/news/2026/pr0521.html
【日本女子大学について】
日本女子大学は、日本初の組織的な女子高等教育機関として創立し、2021年に120周年を迎えました。私立女子大学唯一の理学部を有し、文理融合の教育環境をもつ女子総合大学です。「私が動く、世界がひらく。」のタグラインのもと、自ら学び、自ら行動し、新しい価値を創造できる人材を育てています。昨年度は「建築デザイン学部」を開設し、今年度には「食科学部」を開設しました。さらに2026年度に文学部2学科の名称変更を予定し、2027年度には「経済学部(仮称)」の開設(構想中)、2028年度には「ファッションデザイン学部(仮称)」および「人間科学部(仮称)」の開設(構想中)と、継続して大学改革を進めていきます。詳しくは、https://www.jwu.ac.jpをご覧ください。
本件に関するお問い合わせ先
学校法人 日本女子大学 法人企画部 広報課
- 住所
- 〒112-8681 東京都文京区目白台2-8-1
- TEL
- 03-5981-3163
- n-pr@atlas.jwu.ac.jp
- Webページ
- https://www.jwu.ac.jp/unv/