「AI基礎」を2019年度入学生から開講。2020年度入学生から全学部必修に。問題発見・解決の手段としてAIを活用し「SDGs」「Society5.0」に挑戦できる技術者を目指す。 — 金沢工業大学
このたびの「AI基礎」の開講により、問題発見・解決の手段としてAIを活用し、「SDGs」や「Society5.0」が目指す未来社会の実現に挑戦できる、研究力のある技術者の育成を目指してまいります。
「AI基礎」の概要
「AI基礎」(1単位)では、AIの基本的機能や活用例を、アクティブラーニングをとおして体験。さまざまな基本的事例を通じて最新技術を学びます。AIを使うことへの知的好奇心と面白さを感じてもらうことで、「プロジェクトデザイン」科目や専門科目での問題発見、解決に活かすとともに、仕事での活用ができるようにします。
授業ではAIの基本的仕組みとして、画像認識、自然言語処理、対話型音声識別について体験しながら理解し、基本的操作ができるようにします。例えば画像認識の授業では、MathWorks社のMATLAB(R)を使用し学生自身で書いた手書きの数字をニューラルネットワークで認識させる体験をします。AIの代表的な機能である「機械学習」(深層学習)においては初等的理論を学習し、簡単なデータ作成を通じて機械学習に必要となる初等的なデータ構成ができるようにします。さらにIBM Watsonの活用も予定しています。
学生がチームを組み、問題発見・解決に取り組む金沢工業大学オリジナルの理工系PBL。2012年からは工学教育の世界標準「CDIO」(Conceive 考え出す、Design 設計する、Implement 実行する、Operate 操作・運用する)を取り入れ、問題を考え、解決策を創出するばかりでなく、プロトタイプとして具体化し、実験、検証、評価するまでを行う。生み出した研究成果は実社会に組み込むことで新たな発見を得て研究を深める社会実装型教育研究を目指している。
SDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)
「誰一人取り残さない世界の実現」に向けて国連全加盟国が達成を目指す17の目標と169のターゲットのこと。SDGsという世界の共通言語により、学生は身近な社会的課題を地球規模課題と結びつけた研究が可能となる。金沢工業大学は2017年12月、首相官邸で開催された第1回「ジャパンSDGsアワード」でSDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞を受賞。日本を代表するSDGs推進高等教育機関となっている。
Society5.0
IoT、ロボット、AI等の先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れ、格差なく、多様なニーズにきめ細やかに対応したモノやサービスを提供できる人間中心の社会。金沢工業大学では、Society5.0の実現を可能にする新たなイノベ-ションの創造に挑むため、MITのMedia LabをヒントにChallenge Labを開設。Lab内にAIラボを設置している。
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