AIを併用した大腸内視鏡検査:診療現場での精度が明らかに
AIは、医工産連携研究(昭和大学横浜市北部病院・名古屋大学大学院情報学研究科[森健策教授]・サイバネットシステム社)によって開発されたものである。
この精度を評価するため、791人の患者に対し、AIをリアルタイムで用いた大腸内視鏡検査を実施した。この臨床研究は倫理委員会承認の下に実施され、AIは微小大腸ポリープを93.7%の精度(=腺腫に対する陰性反応的中率)で診断した。結果は米国内科学会雑誌Annals of Internal Medicineに掲載された(論文の影響力を示すインパクトファクターは19.384)。
本品は薬機法承認申請済であり独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)における審査中である。診療に影響を与える可能性がある内視鏡診断支援システムは、薬機法承認取得が必要と考えられている。
■代表者コメント
内視鏡へのAI応用については国内外で研究が活発化しておりますが、診療現場で評価した前例がほとんど無いため、真の精度は不明でした。本研究では、実際の患者様に御協力頂くことで、現場レベルでのAIの有効性が確認できました。(昭和大学横浜市北部病院 森悠一講師)
【論文名】
Mori Y, Kudo SE, Misawa M, Saito Y, Ikematsu H, Hotta K, Ohtsuka K, et al. ”Real-time use of artificial intelligence in identification of diminutive polyps during colonoscopy: a prospective study”. Ann Intern Med, [Epub ahead of print]
・和訳:
「人工知能による微小大腸ポリープ診断:前向き研究」
森 悠一、工藤進英、三澤将史、斎藤 豊、池松弘朗、堀田欣一、大塚和朗 ほか
・DOI:10.7326/M18-0249
●論文掲載ページ:http://annals.org/aim/article/doi/10.7326/M18-0249
●昭和大学横浜市北部病院消化器センターHP:http://showa-ddc.com/
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