立正大学が博水社、キリングループと連携して新カクテル「地酒サワー」を開発――学生が商品開発や販促を主導、営業同行も
この企画の準備は今年2月末、立正大学と博水社、キリンビール、永昌源の4者の顔合わせからスタートした。3月中旬に企業側の依頼内容を伝える場と学生からの質問を受け付ける打ち合わせを実施。4月頭に行われた3社の企業概要の説明会と取扱商品の試飲会を受けて、学生らは4月下旬に3社に対し今後の展開についての企画提案をした。
準備期間を終えた今後はプロジェクトを本格的に始動し、月に2回程度、定期的に打ち合わせをしながら、10月の商品化を目指している。
中心メンバーとして携わる立正大学生は、経営学部経営学科の吉田健太郎准教授のゼミに所属する20歳以上の2、3年生16人。リーダー2人を筆頭に14人が商品開発班など3班に分かれて活動する。
企業にはない斬新な感性に期待し、新メニューに関わる全般を学生主導で進める。学生らで新カクテル開発のためのマーケティングや味の組み合わせと配合比率(商品開発)、ネーミング、飲食店向けのPOPデザインの制作、SNSを活用した販促などを企画立案する。企業側は酒類業界ならではの自粛事項などを踏まえ助言しながらサポートする。
また、学生はお店での取り扱いを交渉する営業にも同行し、「自分たちが開発したカクテル」を売り込む。キリンビールの品川・目黒地区の営業担当者の協力も得て、飲食店の繁忙期である忘年会シーズンまでにまずは約30店での取り扱いを目指す予定である。
レシピ開発は、学生が学内や地元の料理教室で試作品の試飲とアンケート調査(マーケティング)をしながら数種類に絞り、博水社の割り材・ハイサワー商品で永昌源の看板商品であるアンズ酒「杏露酒(シンルチュウ)」を割る甘酸っぱいカクテルを考案する方法で行う。5月末のキリンビールと永昌源、博水社の営業担当者向けの試飲会で方向性を固める。その後も試飲等を繰り返し、内容およびネーミングを7月上旬までに決定する。その後飲食店向けのPOP制作など販促ツールを考え、10月の販売に備える。
この取り組みは、産学双方にメリットがあり、企業は学生にしかできない柔軟な発想力を得られる。一方、大学側は商品開発や営業販売など、企業の現場を直に学べるアクティブラーニングとして魅力を感じている。
学生は「飲みやすくてオシャレなカクテルを開発し、地元・五反田に若い人を呼び込み、街おこしにつなげたい」と意気込んでいる。また、企業側も「若い方や女性も飲みたくなるようなおしゃれなサワーを」との要望や「女性客にもっと気軽に店にきてもらいたい」といった飲食店の声を受けており、今回の企画に期待している。
■立正大学(りっしょうだいがく)
・学長:山崎和海(やまざき かずみ)
・2012年に開校140年を迎えた、8学部15学科、7研究科、9研究機関からなり、学生数1万人を超える総合大学。
・品川キャンパス: 東京都品川区大崎4-2-16
仏教学部/文学部/経済学部/経営学部/法学部/心理学部
文学研究科/経済研究科/経営研究科/法学研究科/心理学研究科
・熊谷キャンパス:埼玉県熊谷市万吉1700
社会福祉学部/地球環境科学部
社会福祉学研究科/地球環境科学研究科
・2014年4月、「大崎キャンパス」の名称を「品川キャンパス」へ変更。
・立正大学の建学の精神は、次の三つである。
1.真実を求め至誠を捧げよう
2.正義を尊び邪悪を除こう
3.和平を願い人類に尽そう
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