文教大学が産学連携(IT分野)で3Dビューア・ソフトSPVを商品化
文教大学情報学部の広内哲夫教授が開発を行ってきた3Dビューア・フリーソフトであるSPVが商品化されることに決まった。SPVに基づく新ソフトの開発は3D専業企業である(株)スリーディーが担当し、顧客の3Dシステム構築は(株)レッドローバージャパンが支援する。
同教授は今年3月にSPVを用いた3Dジオラマ表示システムを、京都嵯峨野のJR西日本(株)関連会社が運営する「京都ジオラマJAPAN展示館」に提供。現在は横浜市の外郭団体が運営する「横浜人形の家」に対して、3D人形表示システムの構築を行っている。学園は、SPVの普及を図るには、外部の3D専門企業の協力が必要と考え、学園が所有するSPVの特許をスリーディー社に供与することにした。
計画通りに進めば、スリーディー社は広内教授から技術支援を受けて、エンドユーザ向けの新しいSPV-II(仮称)を1年以内に市場に出す予定。なお、6月19日より東京ビッグサイトで開催されていた「3D&バーチャルリアリティ展」(6/19~6/21)に、同社は、現行のSPVを参考出展した。
【立体写真のズーミングソフト 「SPV(立体写真閲覧ビューア)」について】
SPVは、立体写真を立体映像のようにズーミング表示することが可能な3Dソフトウェア。
広内教授は、数学的な手法を用いて、15倍(理論的にはそれ以上も可能)までのズーミングを破綻なく(2重像が生じないで)行うことを可能にした。(特許取得)
この数式(融像式)を導入したソフトが今回開発したSPV(立体写真閲覧ビューア)というソフトである。SPVは、博物館・展示館の仏像や人形のある一部分を立体で拡大し見るのに適している。画像の希望位置を細部までズーミングし、鮮明に映すことができる。
▼本件に関する問い合わせ先
文教大学 広報マーケティング室
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