八王子学生委員会が運営するフェアトレードカフェの内装を、実践女子大学の大学院生がリニューアル
実践女子大学には、キャンパス内に学生が運営するカフェ「さくらかふぇ」があり、「MARCHE」との間で、学生同士のさまざまな交流が行われている。これまでにも、同大食生活科学科の学生が「MARCHE」のメニュー開発に協力したり、生活環境学科の学生がメニューのデザインを考案したりするなど、学生らがそれぞれの得意分野を活かし、より充実したカフェとなるよう相互に協力してきた。
2012年夏、店舗をリニューアルしたいという「MARCHE」スタッフの要望に対し、同大大学院で建築デザインを学び、デザインコンペでの受賞経験もある須永千尋さん(生活科学研究科生活環境学専攻2年)が、リニューアルプランを企画することとなった。須永さんは、間口が狭く細長い形の店舗をゆるやかなアーチ型の棚で区切り、ショップ、カフェ、ギャラリーそれぞれの空間を穏やかに演出するプランを提案。「MARCHE」に何度も足を運び、学生スタッフやシニアボランティアスタッフと意見交換をしながら、リニューアルプランや予算、施工方法などについて検討を重ねてきた。
2013年1月にプランが確定し、2013年3月6日(水)・7日(木)にリニューアル工事を実施。経費削減のため、工事当日は須永さんの指示の下、多くの作業を学生らが担当した。店内の奥へと続く大きな棚は、組み立てると自然な弧を描くよう須永さんが設計したもの。切断面にやすりをかけ、テープを貼る作業には「MARCHE」の学生スタッフも参加。完成した棚には、カフェで販売されている商品が並べられ、店舗入り口のショップスペースにも、数々の商品が美しくディスプレイされた。
そして3月9日(土)に「MARCHE」が新装オープン。リニューアル以降、「お客様の滞在時間が明らかに長くなった」と、副店長の薄田美咲さん(東京工科大4年)は話す。「当初は、狭い店舗を仕切ることに対して、安全面での懸念や圧迫感が生じるのではとの不安の声もあったが、実際にリニューアルしてみて、想像以上に快適でカフェらしくなった。お客様にもスタッフにも非常に好評です」とのこと。
リニューアル後も、須永さんは頻繁に「MARCHE」に通い、さまざまな人の意見を聞きながら、より豊かな空間を作り上げるための検討を続けているそう。「棚にディスプレイするものを工夫することで棚の強度を高めたり、地域の方々の作品を展示するようなスペースづくりもしてみたい」と語る。
「MARCHE」のさらなる充実に向けて、今後も同大学生らはさまざまな形で協力していく予定。
●八王子学生委員会
八王子市の要請に基づき、「八王子市学園都市事業推進学生委員会」として1996年に設立。1999年に現在の「八王子学生委員会」に名称を変更。八王子市の学園都市づくりおよび地域社会の発展に寄与し、「学生の街」八王子の魅力づくりを目的とする。学校間の壁を越え、学生がいきいきと地域で活動できるまちづくりを目指し、学生イベントへの協力や学生情報の収集および発信、大学コンソーシアム八王子設立への協力などを行っている。
(参考)フェアトレードカフェ「MARCHE」
http://cafe-de-marche.webs.com/
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実践女子学園総合企画部
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