芝浦工大の新入生の女子割合が30.8%に到達~国内の工業大学で初めて30%を突破 工学系の女子学生割合平均(17.9%)を大幅に超える~
これは全国の工学系学科の女子学生割合17.9%※3に比べて12.9ポイント上回る、高い水準となっています。
なお、学部生全体(1年~4年)に占める女子学生の割合は26.5%になりました。
芝浦工業大学では、多様な人材が互いに尊重され、それぞれが力を発揮し、イノベーションをもたらす大学となることを目指し、女性理工系人材の育成に取り組んでいます。政府も、「女子学生・生徒の理工系分野の選択促進及び理工系人材の育成」を重要テーマに掲げており※4、国の方針・施策と並走する形で、他大学に先駆けた今回の成果となりました。
※1 数値は2026年4月1日現在
※2 日本国内の「工業大学」で、医療系学部や文系学部などを除き、工学系学部のみで集計。
2011年以降存在する入学者統計データから。2025年度以前女子入学者30%を超えた工業大学はなし
(アロー教育総合研究所調べ)
※3 文部科学省 令和7年度「学校基本調査」の工学関係学科学生数から集計
※4 第6次男女共同参画基本計画(令和8年3月)より
ポイント
- 2026年度新入生の女子割合が30.8%となり、国内の工業大学初の成果
- 工科系女子学生の全国平均17.9%を12.9ポイント上回る水準
- 政府の方針とも合致した施策で、これからの工業大学のモデルケースに
- 「女子枠」入試や奨学金給付、女子校との連携なども積極的に実施
■学部入学者の女子割合

■ 女子生徒を対象にした入試制度の実施
2018年度入試から、工学部の機械・電気系4学科で「公募制推薦入学者選抜(女子)」を開始し、2022年度には工学部9学科、2023年度には全学部・学科・課程・コース(工学部先進国際課程を除く)へ拡大しました。現在は「理工系女子特別入学者選抜」として実施しており、2026年度は195人の入学者となりました※。さらに2022年度からは、入学者選抜の成績が優秀な女子入学者100人以上を対象に、入学金相当額の奨学金を給付しています。 ※2026年4月1日現在
■ 女子校との連携、理工系への興味喚起イベントの実施
女子生徒の理工系分野への関心を高め、進路選択の可能性を広げることを目的に、女子校との教育連携を推進してきました。これまでに昭和女子大学附属昭和高等学校(2022年12月)、山脇学園高等学校(2022年3月)、実践女子学園中学校高等学校(2023年12月)と教育連携協定を締結してきましたが、さらにこの高大連携事業を拡大するため、2026年3月末に新たに6校と協定を締結しました。今後の締結予定も含めると、締結校数は15校程度になる見込みです。
加えて、女子高校生を対象としたサマー・インターンシップや、女子中学生を対象としたイベントの開催など、進路選択支援にも積極的に取り組んでいます。
■ 女子学生割合50%を目指した取り組みの継続
女子学生割合30%は、国内の理工系大学の中では高い数値となっていますが、世界的に見ればマサチューセッツ工科大学やカリフォルニア工科大学などではすでに約半数が女子学生で、日本における理工系の女子学生割合は世界水準と比べて低いままです。一方、本学の女子学生の就職率は2年連続で100%となる(2023年度、2024年度)など、国内では理工学を学んだ女子学生に対する企業のニーズは非常に高い現状があります。
このような背景をふまえ、芝浦工業大学は今後も上記のようなさまざまな取り組みを通じて、女子生徒に探究学習や研究体験などの機会を提供していきます。最終的には工学分野の女子学生割合が50%となる社会を実現すべく、理系ひいては理工系への進路選択を増やし、女性の理工系人材を多く社会に輩出していきます。


芝浦工業大学 学長 山田 純のコメント
理工系分野における女性人材の活躍は、日本の産業競争力とイノベーション創出にとって極めて重要です。私自身、機械工学を学び、教育に携わる中で、女性学生が極めて少ない現実を長く見てきました。だからこそ、工学部長時代に機械系・電気系で女子枠入試を導入し、学長就任後はその取り組みを全学へ拡大してまいりました。このたび女子学生割合30%を超えることができたのは、本学が進めてきた継続的な改革の成果であり、大変意義深く受け止めています。今後は「女子学生の多い工科系大学」という特色をさらに発展させ、多様な視点から社会課題に挑む理工系人材の育成を加速してまいります。
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