医師としての資質をより多面的に評価 -東京医科大学、2027年度医学科入試にMMIを拡大導入―
近年、医学部入試では学力だけでなく、コミュニケーション能力、倫理観、協働性など、医師として求められる資質を多面的かつ客観的に評価する選抜への転換が進んでいます。こうした流れを踏まえ、本学では「患者とともに歩む医療人を育てる」というミッションのもと、地域の医療や高度医療に貢献できる人材の育成をさらに推進するため、入学者選抜制度の一部を変更します。
■ 主な変更点
1.全国ブロック別学校推薦型選抜の募集人員を拡充
全国ブロック別学校推薦型選抜では、全国を6ブロックに分け、ブロックごとにMMIによる選抜を行います。これまで各ブロック「1名以内」としていた募集人員を、2027年度入学者選抜から「2名以内」に変更します。
これにより、全国各地域からの受験機会をさらに拡大し、多様な背景や経験を持つ学生を受け入れることで、将来、地域の医療を支える医療人材の育成につなげてまいります。
2.一般選抜・共通テスト利用選抜の第2次試験にMMIを導入
全国ブロック別学校推薦型選抜では、すでに2024年度からMMIを導入しておりますが、一般選抜および共通テスト利用選抜の第二次試験でも、従来の面接に代わり、2027年度入学選抜よりMMIを導入します。
MMIは、複数の課題や場面設定に対する受験者の思考過程や対応力を評価する面接方式です。医療現場で求められるコミュニケーション能力、倫理観、協働性、判断力などを、多面的かつ客観的に評価できることが特徴で、近年は国内外の医学部で導入が進んでいます。
本学では、アドミッション・ポリシーに基づき、学力のみならず、患者や家族、多職種の医療従事者と信頼関係を築きながら医療に取り組むために必要な資質・能力をより適切に評価することを目的としてMMIを導入します。
■ アドミッションセンターからのメッセージ
東京医科大学アドミッションセンターでは、受験生一人ひとりの可能性を多面的に評価する入学者選抜を目指し、継続的な検証と改善を行っています。
今回導入するMMIは、単に正解を求めるものではなく、医療人として求められる思考力や判断力、他者への配慮、コミュニケーション能力などを評価するための取り組みです。受験生は、MMIのために特別な準備をする必要はありません。日常で出会う様々な出来事に対して、どのように考え、どのように対応するのか、その結果は自己や他者にどのような影響があると考えるか、ふだんの思考過程を知りたいと考えています。
医療を取り巻く環境が大きく変化する中、患者中心の医療を実践し、多職種と協働しながら地域社会に貢献できる医師の育成がますます重要となっています。本学は今後も、公平性・透明性の高い入学者選抜を通じて、「患者とともに歩む医療人」の育成に努めてまいります。
■ 東京医科大学受験生サイト(医学科入試情報)
https://admissions-tokyo-med.jp/exam-med
*今後変更が生じた場合は、受験生サイトにて公表します。
また、詳細については入試概要および学生募集要項をご確認ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
東京医科大学 アドミッションセンター
TEL :03-3351-6141(代表)
E-mail:adc@tokyo-med.ac.jp
受験生サイト:https://admissions-tokyo-med.jp/
【取材に関するお問い合わせ先】
学校法人東京医科大学 企画部 広報・社会連携推進室
TEL :03-3351-6141(代表)
E-mail:d-koho@tokyo-med.ac.jp
大学HP:https://www.tokyo-med.ac.jp/