東洋大学 × フランスの名門校「ストラスブール大学」交流40周年記念シンポジウムを開催!計896名が参加 -生態と環境、AIの進化とDX、異文化コミュニケーションの3分野でセッション-
フランスのストラスブール大学は幅広い専攻分野を擁し、19名のノーベル賞受賞者を輩出するなど、世界的にも著名な大学です。本学との学術交流では、経済学、文学、社会学などの分野を中心に、活発な連携を続けてきました。今回のシンポジウムは、これまでの学術的な交流の歩みを振り返り、今後のさらなる発展につなげることを目的として開催しました。これまで交流が行われてきた分野にとどまらず、ストラスブール大学との連携をより幅広い学部・研究領域へと拡大していく契機となる、3つのセッションを行いました。
■東洋大学×ストラスブール大学交流40周年記念シンポジウム 3つのテーマ
◆Session-1 プラネタリーヘルスとグリーンケミストリー:持続可能な社会を共創する
◆Session-2 この変革期の中で教育はどう変わっていくのか?
◆Session-3 世界を開示するものとしての他者体験 ―混迷の時代の異文化コミュニケーションを問う 言語、文学、歴史の視座から
■シンポジウム当日の様子
【Session-1】 プラネタリーヘルスとグリーンケミストリー:持続可能な社会を共創する
近年の気候変動や生物多様性の危機など、世界的課題が深刻化する中、SDGsの理念とも深く共鳴する<プラネタリーヘルス>と<グリーンケミストリー>が大きな注目を集めています。本セッションでは、化学、生命・環境科学、植物資源科学、フードデータサイエンスなどの分野において、東洋大学とストラスブール大学の研究者が最新の研究成果を共有しました。両大学の専門性を結集し、持続可能な未来に向けた科学的アプローチを多角的に探る貴重な機会となりました。
【Session-2】 この変革期の中で教育はどう変わっていくのか?
AIの進化と大学DX(デジタルトランスフォーメーション)は、現代の大学に大きな変革を迫っています。本セッションでは、日本の大学のデジタル変革の先駆けとなってきた東洋大学の情報連携学部(INIAD)の創立者である坂村健 名誉教授が登壇し、INIAD の先進的な教育DX の全体像を紹介し、続いてプログラミングや英語教育といった具体的な分野における AI 活用事例を深く掘り下げました。さらにストラスブール大学の取り組みも交え、AIとDXが導く大学の未来像について意見交換がされました。
【Session-3】 世界を開示するものとしての他者体験
―混迷の時代の異文化コミュニケーションを問う 言語、文学、歴史の視座から
本セッションでは、言語、文学、歴史の視座から過去および現在、未来におけるコミュニケーションの課題点と可能性について考察しました。コミュニケーションとは単なる会話や情報伝達にとどまらず、言葉の語源が示すように「共にあること」や「人間の在り方そのもの」であるという考えのもと、第I部ではそれぞれの視座から4人の研究者による研究発表が行われ、第II部では総合コメンテーターを迎え、それぞれの発表を深める質疑応答と共にこれらの視座を包括する人文という学術領域の可能性について議論がされました。
■東洋大学の国際化推進について
本学の創立者・井上円了は、海外渡航が困難な時代に3度に渡る世界視察を敢行し、東洋と西洋の違いを目の当たりにして多くの知見を持ち帰り、その後の教育に取り込みました。建学の精神「諸学の基礎は哲学にあり」を基盤とし、「本質に迫って深く考え、主体的に社会課題に取り組む」ことを理念にもつ本学において、グローバル教育は重要な礎の一つです。文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業(SGU)の補助期間は2023年で終了しましたが、現在もSDGs留学生アンバサダー制度の拡充、海外留学奨学金の拡充、多文化共生グローバル人材の育成プログラムの実施、語学支援体制の充実、インターンシップ等の就業体験を伴うキャリア形成支援の拡充など、様々な取り組みで国際化を推進し、幅広い舞台で活躍する人材を育成しています。
<詳細はこちら> https://www.toyo.ac.jp/news/20251023-18388.html
本件に関するお問い合わせ先
東洋大学広報課
- mlkoho@toyo.jp