テンプル大学の新型コロナウイルスとの闘い — 米国本校、日本校、ローマ校ともオンライン授業にて春学期継続
「世界中の誰も皆がコロナウイルスの影響を受けています。生命の危機、そして混乱と心配の中、私たちは米国本校と連携して学生の学業上の継続性を保ち、彼らの健康を保持する努力を重ねています」(学長ストロナク談)。
TUJは、米国本校、ローマ校に先駆けて3月2日より授業のオンライン化を主導、推進した教務担当副学長ジョージ・ミラーは「急ピッチで準備を進めたオンライン化は順調で、実施までの72時間で300以上のクラスをオンラインへ移行。チャット機能などを使って積極的に参加するなど、学生の授業への参加の仕方などにも変化がみられました。数学やコンピューターサイエンスなどのクラスはオンラインでうまくいっている科目です。ただ我々にとって教室での授業というのは一種の”コミュニティ”であり、関係性構築の場でもありました。またそれが強味でもあります。オンライン授業でどこまでできるか、まさに、挑戦の時です」と語ります。
数学のデニス・バカーニ准教授は「ビデオ教材なども併用しながらスムーズに進められています。今回、やむを得ず日本から本国に帰国した学生たちもオンラインの録画を視聴して授業に参加しています」と語っています。また、課題としてはオンライン授業は対面授業よりもペースがゆっくりになることや、各々の学生のインターネットの環境に依存する点があげられますが、新たな課題に直面した時は、学生に寄り添いながら最善を尽くすと前向きな姿勢を示しました。
米国務省がすべての国への海外渡航を中止する勧告(レベル4)を出したことを受け、米国本校は3月20日付で、TUJ在籍中の米国からの短期留学生に帰国を促し、長期留学生に対しても帰国して春学期終了までオンラインで引き続き授業を受けるよう通達しています。それに対して学生からは「…いきなりいわれても、日本での生活もあるしバイトもある。また、単位をとらないと卒業もできない。すぐ対応するのは難しい」と困惑ぎみです。
海外在住の保護者からも問い合わせも後を絶ちません。学生サービス部ディレクターのニコル・デプレイは、以下のように語っています。
「学生も保護者も(帰国のための)海外渡航をするか、日本に残るかどうか熟慮を重ねており、そこには『正解』はないようです。それぞれの事情、懸念事項に対して親身に相談にのり、最善と思われるアドバイスと支援をしようと努力しています」。
米国、イタリア、日本に拠点を持つテンプル大学の新型コロナウィルスとの戦いは続きます。
◆ 同大公式サイト内の関連記事:
本件に関するお問い合わせ先
三田
- 住所
- 東京都世田谷区太子堂1-14-29
- TEL
- 03-5441-9801(※現在、在宅勤務体制のため、お手数ですがお急ぎの場合はメールも合わせてご利用ください)
- tujpr@tuj.temple.edu