【吉凶のないおみくじ?】天祖神社×成蹊大学文学部日本文学科「天祖神社歌占」に新たな歌占が追加【取材可】
「歌占」とは神様のお告げを和歌で示すおみくじです。むかしから日本では神様は和歌でお告げを示すと考えられてきました。古くは巫女などの巫者が和歌を解釈していましたが、時代が経過していく中で、あらかじめ和歌を解釈した上で吉凶が記された現在のようなおみくじが一般化していきました。
【天祖神社歌占とは】
「天祖神社歌占」は、天祖神社の神々とご縁を結べる同神社オリジナルの和歌みくじです。このおみくじに関わる活動には、成蹊大学文学部日本文学科の教員(プロジェクト代表者:平野多恵教授)と学生・大学院生が協力しています。「各社寺の個性を生かしたおみくじがあればいいのに」と思っていた平野教授と、「天祖神社独自の新しいことができれば」と考えていた同神社禰宜(当時)の小林美香さんと思いが一致。そして、2015年1月、平野教授の担当する成蹊大学プロジェクト型授業と天祖神社の連携により「天祖神社歌占プロジェクト」が始動しました。現在までに16の歌占が制作され、多くの参拝者に親しまれています。
この歌占には江戸時代につくられた「天岩戸開」絵馬(天祖神社蔵、板橋区登録文化財)に描かれた神々や狛狼像(御嶽神社蔵、板橋区登録文化財)のおみくじも含まれており、日本古来の信仰に基づく地域の文化財を現代的に活用する取り組みです。室町時代~江戸時代に行われていた作法通り、呪歌を唱え、弓の弦に結びつけられた和歌の短冊を選ぶユニークさも相まって、多くのメディアに取り上げられています。
今回、歌占に新しく加わる神様は「倭建命(やまとたけるのみこと)」「おいぬさま」です。当プロジェクトに関わっている天祖神社宮司 小林美香さんが御嶽神社(東京都板橋区桜川)の宮司も務めていることから、「天祖神社歌占」に御嶽神社の神様であるこの2神が加わることになりました。12月27日(金)には、今回新たにつくった歌占を神様に奉納する「歌占奉納祭」を天祖神社で執り行う予定です。
【今後の展望】
平野教授によると、今後は歌占の和歌を扁額(へんがく)にして、同神社に奉納する予定とのことです。「境内に歌占の扁額が掲げられていれば、参拝したときはいつでも歌占を引いていただけるようになります。歌占を通して神様とご縁を結び、よりよい人生につなげていただけたら幸いです。」と平野教授は話しています。
【イベント・企画展示のご案内】
新しい歌占を神様に奉納する「歌占奉納祭」を天祖神社で執り行う予定です。
【日にち】 12月27日(金)…取材可
【時 間】 13時~13時30分
【会 場】 天祖神社 神楽殿
【内 容】 今回新たに制作した「歌占」を神前に奉納
※宮司の御祈祷により神様からの「歌占」として完成します。
また、天祖神社コミュ二ティスペース「杜のまちや」では年始の時期に企画展示を行います。この展示では天祖神社歌占の神様についてパネル展示で紹介がされるほか、3日(金)、13日(月)には成蹊大学の学生・大学院生が会場にて解説や案内を行います(各回15分程度)。概要は以下の通り。入場無料です。
【企画展示名】
【会 場】
杜のまちや(ときわ台 天祖神社コミュニティスペース)東京都板橋区南常盤台2-4-3
令和2年1月1日(水)~3日(金)、12日(日)、13日(月)
上記日程の内、1月3日(金)、13日(月)のみ取材可
【時 間】 午前11時~午後4時
本件に関するお問い合わせ先
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