- ★Google+
- ★Hatena::Bookmark
東洋大学では「東洋大学現代GPプログラム」および「東洋大学地域産業共生研究センタ―」の主催により、3月20日(金・祝)、「低炭素都市・地域づくりのシンポジウム―低炭素社会に向けての川越からの発信」と題するシンポジウムを川越東武ホテルにて開催する。
2008年の洞爺湖サミットでは、地球温暖化への取り組みを主要議題として、世界全体の温室効果ガスを少なくとも50%削減することを世界全体の長期目標として表明した。それに先立ち、2007年5月、日本政府は、世界全体の排出量を現状に比べて2050年までに半減するという長期目標「クールアース50」を掲げており、「低炭素社会」への取り組みは大きな社会の転換期になるといわれている。
東洋大学では、低炭素都市の構築に向けた取り組みの一つとして「川越学:持続型共生教育プログラム」(現代GP)ならびに「地域産業共生研究センター(CRIS):持続可能な地域と産業の共生社会のシナリオづくり」(文部科学省 産学連携研究推進事業)において、地域、企業、自治体と連携しつつ、環境に配慮した地域づくりと産業の研究を進めてきた。
今回のシンポジウムでは、これらの成果を報告するとともに、行政、企業、市民と研究者が低炭素都市づくりに向けての知識を共有し、今後の展開を議論する場となることを期待している。
近隣地域にお住まいの方はもちろん、環境に配慮したまちづくりにご関心のある方への参加を呼び掛けている。
記
○日 時: 2009年3月20日(金・祝)13:00~17:00
○場 所: 川越東武ホテル 3階瑞光
川越市脇田町29-1(川越駅東口 徒歩4分) TEL: 049-225-0111
※参加無料、申込は不要、聴講希望の方は、直接会場へ
○主 催: 東洋大学現代GP、東洋大学地域産業共生研究センター(CRIS)
○後 援: 川越市
〔プログラム〕
・講 演: 13時10分~
「川越学の実践と今後の展開」
工学部教授 尾崎晴男
「低炭素都市の実現に向けた産学官連携」
工学部教授 藤田 壮
「循環・共生社会における木造建築の可能性と役割-住宅と学校施設から考える」
工学部教授 松野浩一
「地域における分散型の水・エネルギー利用システム」
工学部准教授 小瀬博之
「川越市が進める温暖化対策の取り組み」
川越市環境部参事 兼 環境政策課長 島田友行 氏
・パネルディスカッション: 15時45分~
「川越の自然と文化を活かす低炭素都市づくりに向けた取り組みと課題」
■「東洋大学現代GP」
http://gp.eng.toyo.ac.jp/
平成19年度文部科学省現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)に採択されたプログラム『ものづくりから学生と地域を育てる共生教育-「つくる」をテーマに「持続型共生教育プログラム:川越学」の展開へ』では、まちづくり・ものづくり・ひとづくりをテーマに工学部(※注)の教育理念「フィロソフィを持った実践的なエンジニアの育成」の実現とキャンパスのある川越の地域活性化に貢献できるよう、学生の教育を行っている。
■地域産業共生研究センター
http://team-6.eng.toyo.ac.jp/cris/
環境と経済が両立する都市再生のためには、産業システムを従来の大量生産・消費型から循環共生型に展開することが不可欠であるとの視点に立ち、(独)国立環境研究所をはじめとする研究機関、企業、自治体との連携のもと、低炭素社会を実現する技術と社会のシステムを実践的に研究している。(文部科学省 産学連携研究推進事業)
■2009年4月からの東洋大学川越キャンパス(※)
工学部を再編した「理工学部」および新設の「総合情報学部」がスタートする。
・理工学部 http://www.toyo.ac.jp/sce/
機械工学科/生体医工学科/電気電子情報工学科/応用化学科/都市環境デザイン学科/建築学科 の6学科
・総合情報学部 http://www.toyo.ac.jp/isa/
総合情報学科の1学科制で2年次から「情報科学系」「メディア文化系」「環境情報系」「心理情報系」という専門科目群の中から、将来の進路にあわせて学ぶ
▼シンポジウムの内容に関するお問い合わせ先
東洋大学川越事務部研究支援課
担当:鈴木 裕一
TEL: 049-231-1722
E-mail: mlkks@ml.toyonet.toyo.ac.jp
▼取材および学部改革等に関するお問い合わせ先
東洋大学総務部広報課
担当: 川俣 英里
TEL: 03-3945-7571
E-mail: mlkoho@ml.toyonet.toyo.ac.jp
大学・学校情報 |
---|
大学・学校名 東洋大学 |
![]() |
URL https://www.toyo.ac.jp/ |
住所 東京都文京区白山5-28-20 |
1887(明治20)年、哲学者・井上円了によって創立された東洋大学は、「諸学の基礎は哲学にあり」を建学の精神として掲げる私立大学。東洋大学の考える「哲学」とは、つねに疑問と好奇心を持ち、自ら考える力を養うこと。全国から約3万人の学生が在籍し、文系・理系合わせて14学部15研究科の幅広い学問領域から学べる総合大学です。 |
学長(学校長) 矢口 悦子 |