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「学校建築を主軸とした『木・共生学』の社会システムの構築と実践」をテーマとする研究を進める東洋大学「木と建築で創造する共生社会研究センター」が、一般公開の講演会を開催。講師は、森林ジャーナリストの田中淳夫氏。
同センターでは「木の学校づくり講演会」と題し、識者の方をお呼びしての一般公開の講演会を開催する。住宅などに木材が使われることの多い日本では、森林と建物は密接な関係にある。地球環境問題とも深く関連しているこの問題について、多くの方々と話し合う機会としたい。
参加費は無料。どなたでも自由に参加可能。
記
・日 時: 5月30日(土)13時~15時
・場 所: 東洋大学川越キャンパス2号館1階2103教室
(埼玉県川越市鯨井2100)
・交 通: 東武東上線「鶴ヶ島」駅より徒歩10分
〔地 図〕 http://www.toyo.ac.jp/access/kawagoe_j.html
・演 題: 「街の森・木の建築が、温暖化を止める!」
・講 師: 森林ジャーナリスト田中淳夫氏
【講師の紹介】 田中淳夫 (たなか・あつお)
1959年大阪生まれ。静岡大学農学部林学科卒業。出版社・新聞社などを経て、現在フリーの森林ジャーナリスト。森林をキーワードに、林業や木造建築、山村、田舎暮らし、地域づくりまでフィールドを広げている。主な著作/『「森を守れ」が森を殺す』(新潮社)、『日本の森はなぜ危機なのか』『田舎で起業!』『田舎で暮らす!』『森林からのニッポン再生』(以上、平凡社)、『だれが日本の「森」を殺すのか(洋泉社)、『割り箸はもったいない?』(筑摩書房)、『森を歩く森林セラピーへのいざない』(角川SSC)など多数
・参加希望の方へ
氏名(ふりがな)・所属(会社名・学校名)・連絡先(メールアドレスまたは電話番号)を記入の上、EメールまたはFAXにて下記まで申し込む。
東洋大学木と建築で創造する共生社会研究センター(WASS)
E-mail: wass@toyonet.toyo.ac.jp
FAX: 049-239-1336
■東洋大学木と建築で創造する共生社会研究センター■
(Wood &Architecture for Symbiosis Society Creation Research Center: 略称WASS/センター長 理工学部教授 長澤悟)
平成19年度より大学院工学研究科での研究をベースに設立。学校建築を主軸とした『木・共生学』の社会システムの構築と実践」をテーマとする研究を進める。(※平成19年度文部科学省学術研究高度化推進事業におけるオープン・リサーチ・センター)
近年、木造あるいは内装や架構に「木」を用いた学校建設が進んでいる。これは「木」が児童・生徒が健やかに成長する場をつくる素材として優れていることや、木の建築に対する人々の喜びの大きさ、地域の木造文化・技術の継承、地域経済の活性化、地域環境の保全、地球環境問題に対するCO2排出削減効果など、大きな意義と幅広い可能性があると考えられているからである。
ところが、生産する「山」では木は安く、建設する「町」では木は高価で使えないという実態があり、木の活用促進を図る上での、法規や基準や制度が調整されていない側面も指摘されている。「山」と「町」を結び、専門分野や省庁等の枠を超え、学校建築を軸に「木を使いやすい社会システムの構築」を目指すのが同センターの役割。
▼参加のお申込み・講演会のお問い合わせ先
東洋大学木と建築で創造する共生社会研究センター(WASS)
担当: 松田 昌洋
TEL: 049-239-1432
FAX: 049-239-1336
E-mail: wass@toyonet.toyo.ac.jp
▼取材および記事掲載等に関するお問い合わせ先
東洋大学総務部広報課
担当: 川俣 英里
TEL: 03-3945-7571
E-mail: mlkoho@ml.toyonet.toyo.ac.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 東洋大学 |
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URL https://www.toyo.ac.jp/ |
住所 東京都文京区白山5-28-20 |
1887(明治20)年、哲学者・井上円了によって創立された東洋大学は、「諸学の基礎は哲学にあり」を建学の精神として掲げる私立大学。東洋大学の考える「哲学」とは、つねに疑問と好奇心を持ち、自ら考える力を養うこと。全国から約3万人の学生が在籍し、文系・理系合わせて14学部15研究科の幅広い学問領域から学べる総合大学です。 |
学長(学校長) 矢口 悦子 |