武蔵野大学

武蔵野大学環境学科が、NPO法人等と協働で、未来の環境リーダーを育成する教育プログラム「ECO REPORT WAY21」キックオフ・ミーティングを開催

大学ニュース  /  イベント  /  教育カリキュラム  /  産官学連携  /  学生の活動

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

武蔵野大学環境学部環境学科では、NPO法人「エコネット」ならびに「ニッセイエプロ株式会社」と協働で、未来の環境リーダーを育成する教育プログラム「ECO REPORT WAY21」を推進している。同プロジェクトはこのたびさらなる進化&深化に向けて、キックオフ・ミーティングを開催する。

 未来の環境リーダー育成を目的としている環境教育プログラム「ECO REPORT WAY21」は、次世代の主役となる若者(学生)たちが「CSR・環境報告書」を読み、企業に新しいアイデアを提案するプロジェクトだ。
「CSR・環境報告書」は、企業が様々なステークホルダー(顧客、株主、従業員、取引業者、地域住民、求職者等の利害関係者)に向けて発行するレポート。その分析・評価に関わった学生たちが、これからの企業活動を環境配慮という視座でとらえ、環境オリエンテッドな企業群を推進し、さらに就職先の実社会では環境リーダーとなっていくことを願って、昨年度から進められている。
 
 昨年は武蔵野大学環境学部学部長の矢内秋生教授、野田浩二助教、環境学科の学生たちが、NPO法人「エコネット」ならびに「ニッセイエプロ株式会社」との協働作業によりプログラムを進め、7社の企業から提供された「CSR・環境報告書」を分析・評価するレポートを作成。その成果を昨年12月の「エコプロダクツ展2008」にて発表し、企業のCSR・環境担当者、教育関係者、行政の方々などから高い評価を受けた。
 
 同プロジェクトに参加する学生たちは、各企業の本来業務の理解、ステークホルダーや一般への情報公開や説明責任の履行、さらに法令順守などの様子を「CSR報告書」や「環境報告書」から読みとって、企業活動を理解していく。
 
 学生たちがこの活動を通して得るものは多い。企業の担当者や多くの関係者との交流は人間形成の一助に。また「企業の真の姿」を垣間見ることは、将来自分たちが働く会社を選定する材料にもなる。さらに、企業で働く人々から「生の声」を聞くことで、ビジネスノウハウの基本を知ることができ、企業の「環境」をテーマにしたコミュニケーション活動を知ることで、企業の経営戦略の一端を知ることもできる。
 
 今年12月の「エコプロダクツ展2009」での発表を目指す同プロジェクトは、2009年は参加する学生を拡大し、さらに進化&深化するため、キックオフ・ミーティングを開催する。
 
◎ 2009 ECO REPORT WAY21 キックオフ・ミーティング
・日 時: 平成21年7月7日(火)16:30~19:00
・場 所: ニッセイエブロ株式会社4F会議室
・参加対象: 同プロジェクトに興味・関心を持つ学生
           会場の収容人数より50人まで。
・内 容:
  ○ご挨拶   武蔵野大学環境学部学部長矢内秋生教授
  ○基調講演 「次世代の環境リーダーに期待すること」
           環境省環境教育推進室室長補佐中島恵理氏
  ○企業事例  (株)荏原製作所 CSR 企画室企画グループ長岡村真江氏
  ○「ECO REPORT WAY21」今年度の活動内容について
           NPO法人 環境情報ネットワークエコネット 若生理事長
           武蔵野大学 佐々木教授、久保川学生リーダー
  ○質疑応答
・参加費: 無料
 
 ▼本件に関するお問い合わせ先
ECO REPORT 推進事務局
 事務局担当 伊関(イセキ)
 TEL: 03-5733-5172
 E-mail: erw21@eblo.co.jp
 
学校法人 武蔵野女子学院
 総合企画部 広報室(担当: 丹羽・足立)
 TEL: 042-468-3142
 FAX: 042-468-3322
 E-mail: kouhou@musashino-u.ac.jp