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北海道情報大学が東京都立淵江高等学校と「高大連携協定」を締結──都立高校で4校目

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北海道情報大学は7月15日、東京都立淵江高等学校との間で「インターネットメディア授業を活用した高大連携協定」を締結した。北海道と東京都という“遠隔地間での高大連携”の試みも、都立東村山高等学校、都立久留米西高等学校、都立富士森高等学校に続き、今回の締結で4校目。同大の高大連携の推進に伴い、高等学校教育のバリエーションの拡大に大きな期待と注目が寄せられている。

 北海道情報大学は7月15日に、東京都立淵江高等学校との間で「インターネットメディア授業を活用した高大連携協定」を締結した。
 
 今度の高大連携協定の主な内容は、東京都立淵江高等学校3年生と1年生の「情報A」履修生徒に、北海道情報大学通信教育部が提供する「プログラミング基礎」を学習してもらうというもので、希望する生徒には単位修得もできるようにし、修得した単位は、同大入学後の卒業単位として認める。実施時期は、7月中の開始を予定している。
 
 遠隔地間での高大連携のきっかけは、東京都立東村山高等学校の情報担当教員が北海道情報大学の通信教育の科目等履修生として在学時、e-learningコンテンツで学習し、その有用性に着目し高等学校の情報教育に生かせないかとの着想があった。同大学では、昨年12月に東京都立東村山高等学校との間で「高大連携協定」を締結。試行プログラムとして、同高校3年の生徒を対象に、同大通信教育部のインターネットメディア授業科目「プログラミング基礎」の一部を、同高校のコンピュータ実習室で受講し、北海道と東京都という“遠隔地間での高大連携”の新しい試みを実施した。
 東京都立東村山高等学校では今年3月に開かれた「東京都高等学校情報教育研究会」において、同高校の生徒からのアンケートや生徒の学習履歴を分析した結果、生徒が興味があるなしにかかわらず、e-learningを使った授業に興味をもって学習を進めることができたとの発表がなされ、高等学校におけるe-learningを活用した教育の新たな可能性を示した。
 これを受けて今年4月28日には、同高校との間で高大連携協定の再調印が結ばれ、この成果を受けて、5月26日には新たに東京都立久留米西高等学校と、6月23日には東京都立富士森高等学校との間で高大連携協定の締結し、今回の東京都立淵江高等学校との締結が4校目となる。

<写真>
  左: 東京都立淵江高等学校 校長 白水 考治
  右: 北海道情報大学  学長 長谷川 淳

 
▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人電子開発学園 北海道情報大学
 東京事務所
 東京都中野区中野5-62-1
 TEL: 03-3319-4003
 FAX: 03-3319-3939

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