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札幌大学文化学部が公開講座 平成21年度第3回「文化学部北方文化フォーラム」を開催――青年海外協力隊員を務める卒業生が、アフリカでの野球指導体験を講演

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札幌大学は8月5日(水)18時から公開講座「文化学部北方文化フォーラム」を開催する。同大文化学部卒業生で、現在、西アフリカ・ブルキナファソにおいてJICA青年海外協力隊員として野球の普及と指導にあたっている出合祐太さんが、現地での活動の様子などを講演する。また、出合さんが指導しているブルキナファソ少年少女野球チームも同行し、同大野球部と合同練習を行う。

 札幌大学文化学部では、8月5日(水)18時から公開講座「文化学部北方文化フォーラム」を開催する。
 平成21年度で第3回目となる今回は、同大文化学部卒業生で、現在、西アフリカ・ブルキナファソにおいてJICA青年海外協力隊員として野球の普及と指導の任にあたっている出合祐太さんが、現地での活動の様子や異文化体験について講演する。

 ブルキナファソは、1960年にフランスから独立し、現在国連加盟国・地域の中でも最貧国の1つにあげられる国だ。最もポピュラーなスポーツはサッカーで、この土地に野球が紹介されてからまだ10年余りしか経っていない状況の中、現在、出合さんが普及に努めている。
 出合さんによれば、日本のテレビ中継では「世界中が注目しています」と報道された今年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)2連覇のニュースも、その言葉に「違和感を覚えた」と感じるほど、ブルキナファソでは野球もWBCも全く注目されていなかったという。

 野球専用のグラウンドはなく、グラウンド整備は草むしりと石拾いから始まる。ラインもベースも自分たちで地面に描き、ボールやグラブは日本などから寄贈されたものを縫い繕いながら使用している。
 そのような環境の中で野球の普及に取り組んでいる出合さんが、日本とは全く違う状況下での取り組み、現地の人々との触れ合い、日本とブルキナファソの文化の違いから来る指導の苦労話などについて、写真やエピソードを交えながら紹介する。受講料無料、事前申し込み不要。

・日  時: 平成21年8月5日(水)18:00~19:30
・演  題: 「ブルキナファソにおける野球の普及について」
・講  師: JICA青年海外協力隊 ブルキナファソ野球隊員
        出合 祐太氏(札幌大学文化学部平成17年度卒業生)
・場  所: 札幌大学プレアホール(札幌市豊平区西岡3条7丁目 札幌大学2号館3階)
・問合せ先: 札幌大学学生支援オフィス文化学部担当 TEL (011)852-9130

 また、今回出合さんは、現在自身が指導しているブルキナファソの10歳~19歳の少年少女12人を伴って来札する。8月6日(木)には、ブルキナファソチームと同大野球部の合同練習や、札幌の少年野球チーム・北光ジュニアファイターズとの交流も行う。

■ブルキナファソ少年少女野球チーム招聘の詳細、
 「ブルキナファソ野球を応援する会」 http://burukinabaseball.org

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