多摩美術大学

木彫刻によるアートテラピーの実践――多摩美術大学が聖路加国際病院で「木との語らい」展を開催中

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多摩美術大学は9月26日(土)まで、聖路加国際病院にて「木との語らい」展を開催している。これは、同病院との共催で開いている木彫作品展で、今年で7回目を迎えた。アートテラピーの実践の場として、病院内の人や地域の人々などに安らぎの場を与えるのが目的だ。

 「木との語らい」展では、院内の各施設の室内スペースや野外広場を利用して展覧会を開催。木彫刻の魅力である温かさ、やさしさなど、人々の気持ちが和らぐ環境を提供している。
 病院内の受療者をはじめ、業務に携わる人、院内を訪れる人々に木彫作品を鑑賞してもらい、院内に心安らぐ触れ合いの場を作ることが目的で、毎年好評を博している。

 また、同大の教育の一環として、医療現場において創造の実体験を通じ、若い木彫作家を育むことも大きな狙いとしている。

■「木との語らい」多摩美術大学木彫教室作品展2009
 【開催日時】7月27日(月)~9月26日(土)
       9:30~17:00(月~土曜日のみ)
 【開催会場】聖路加国際病院内(ロビー、野外庭園 他)
       中央区明石町9-1(電話:03-3541-5151)

▼本件に関する問い合わせ先
 多摩美術大学 企画広報部
 TEL:03-3702-1168
 FAX:03-3702-9416