多摩美術大学

多摩美術大学が「安齊重男展 by ANZAI」を開催

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多摩美術大学では、現代美術の伴走者として世界中を駆け回る安齊重男氏の作品を展示する「安齊重男展 by ANZAI」を開催する。同大美術館では「レンズの中の表現者達」(~11月23日)としたポートレイト作品計約200点を展示。同大八王子図書館アーケードギャラリーでは「現代美術と多摩美―アーティスト達へ」(11月1日~11月28日)として、1970年以降の現代美術史に同大がどのように関係し、その一翼を担ってきたかを、安齊氏の写真をもとに捉えていく。

 現代美術の伴走者として世界中を駆け回る安齊重男氏。1970年「第10回日本国際美術展―人間と物質」において、リチャード・セラ、ダニエル・ビュラン、マリオ・メルツらの助手兼カメラマンを務めたことから始まり、それから40年後の現在に至るまで、そのアート・ドキュメンタリストとしてのスピードとパワーは衰えない。
 今回の展覧会では、多摩美術大学美術館において、連作「Freeze」およびポートレイト作品計約200点を展示。多摩美術大学図書館アーケードギャラリーでは、1970年以降の現代美術史に多摩美術大学がどのように関係し、その一翼を担ってきたかを、安齊の写真をもとに俯瞰的に捉えられる展示となる。
 また、これらは安齊重男と学生たちが授業を通じ、互いに投げかけ、問いかけ合うことから一緒に作り上げた企画でもある。写真の背景に潜む安齊自身の言葉を、どれだけ若き明日のアーティスト達が引き出すことができるのか。授業はいまだ進行中である。

■安齊重男展 by ANZAI レンズの中の表現者達
 会場:多摩美術大学美術館
    〒206-0033 東京都多摩市落合1-33-1
    TEL:042-357-1251
 会期:2009年10月23日(金)~11月23日(月)
 開館:10:00~18:00(入館は17:30)まで
 休館:火曜日(11月3日は開館)
 入館料:一般300円/大学・高校生200円
 ●http://www.tamabi.ac.jp/museum/

■安齊重男展 by ANZAI 現代美術と多摩美―明日のアーティスト達へ
 会場:多摩美術大学八王子図書館アーケードギャラリー
    〒192-0394 東京都八王子市鑓水2-1723
    TEL:042-676-8611(代)
 会期:2009年11月1日(日)~11月28日(土)
 開館:平日 9:00~20:30
    (11月2、4、5日は17:00まで)
    土曜日 9:00~17:00
 休館:日曜日・祝日 (11月1、3日は 9:00~17:00まで開館)
 入館料:無料

【多摩美術大学八王子図書館について】
 わが国を代表する建築家のひとりで本学環境デザイン学科客員教授、伊東豊雄氏設計の八王子図書館は、正門から続く緩やかなスロープをそのまま建物内にまで引き込み、アーチ構造を主体とした、ガラスとコンクリート壁面が一体化した外観を持つ斬新な建築で、キャンパス周辺の自然環境を積極的に取り込んだ開放的な空間を作り上げている。
 蔵書構成は、和書約8万冊、洋書約5万冊、合計約13万冊の書籍と約1,500タイトルの雑誌からなる。専門分野である美術・デザイン・建築等の分野を中心に、授業で必要となる基本文献から専門的な研究資料まで幅広い蔵書構成。特に、海外で開催される展覧会のカタログおよび個人アーティストの作品目録(カタログ・レゾネ)の充実には力を入れている。
●詳細は多摩美術大学八王子図書館へ: http://library.tamabi.ac.jp/

▼本件に関する問い合わせ先
 多摩美術大学 企画広報部
 TEL:03-3702-1168
 FAX:03-3702-9416