立教大学

学生向けに携帯電話を活用した「安否確認サービス」を運用開始――立教大学

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立教大学は、学生および教職員約2万名に対し、災害発生時の安全確保対策として2010年4月1日より、携帯電話を活用した「安否確認サービス」の運用を開始した。

 立教大学では、これまで大規模大学では困難であった、学生・教職員に対する日中(昼間)の連絡方法について、大規模地震の際にも速やかに安否が確認できるような対策を講じることは、大学としての責任であると考え、企業等が講じている対策の中から活用できるものを検討してきた。また、昨年大きな問題となった、新型インフルエンザに伴う全学休講措置のようなケースにおいても、従来のようにホームページの掲示板を閲覧するだけの受動的な情報だけでなく、大学側から個々の学生・教職員に対して、必要な情報を直接、迅速に発信する方法を模索していた。これに対応するため、同大は携帯電話を活用した富士通株式会社が提供しているSaaS型「緊急連絡/安否確認サービス」を導入した。

 本サービスにより、災害時に大学からの緊急連絡メールを学生の携帯電話に送ることができる。また、学生は無事の場合は「あ」、負傷の場合は「か」など、1文字のみを入力する安否確認メールを返信するだけで、自動集計機能により大学は安否確認の回答結果をリアルタイムで把握することができる。

 同大では、引き続き学生・教職員の安心・安全に万全の対策を実施し、学習やキャンパスライフを支援する環境・体制を整備・拡充していく。なお、大学として2万人規模の「安否確認サービス」の展開は、立教大学が全国初となる。

▼本件に関する問い合わせ先
 立教学院企画部広報課
 〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
 TEL: 03-3985-2202

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