武蔵野大学

武蔵野大学が能楽師を招き、平成22年度能楽資料センター公開講座(全4回)を開催

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武蔵野大学(東京都西東京市)では6月17日(木)から全4回にわたり、「能の大曲・秘曲」をテーマに平成22年度能楽資料センター公開講座を開催する。初回は前能楽資料センター長・羽田昶(はた・ひさし)による概説的な講演を実施。2回目以降はゲストに一線で活躍する能楽師の方々を招き、舞台活動を通じて初めて知り得る貴重な経験談などを対談形式で伝える。予約不要、聴講無料。


 今、能・狂言をはじめとする伝統文化が、国の内外で広く見直されている。
 武蔵野大学能楽資料センターは1972年、顧問に土岐善麿、古川久、運営委員に安藤常次郎、増田正造、小林責という布陣で開設された。同校創立50周年を迎えた1974年からは、学生や研究者はもとより能楽師や一般愛好者へも寄与し、能楽普及の一翼を担っていきたいとの思いから、学外にも資料を公開している。
 学生や一般を対象とした公開講座や公演も毎年主催。講師にはセンター研究員のほか、学外の研究者や能・狂言の演者を招請し、毎回多くの受講者が集まっている。
 
 今年度の公開講座は「能の大曲・秘曲」がテーマ。『道成寺』に代表される大掛かりな大曲や老女物と呼ばれる秘曲など、能楽の世界で特別に扱われている演目に焦点を当てていく。詳細は以下の通り。
 
◆平成22年度能楽資料センター公開講座 概要
 ●第1回「披(ひら)くということ―能の大曲・秘曲を演じる意味」
  日時:2010年6月17日(木) 10:40~12:10
  場所:同大雪頂講堂(以下全て同会場にて実施)
  講師:同大客員教授・前能楽資料センター長 羽田昶
 ●第2回「シテ方喜多流・大島政允氏に聞く」
  日時:2010年7月1日(木) 10:40~12:10
  ゲスト:能楽師 シテ方喜多流 大島政允
  聞き手:同大教授 リチャード・エマート
 ●第3回「太鼓方観世流・観世元伯氏に聞く」
  日時:2010年9月30日(木) 10:40~12:10
  ゲスト:能楽師 太鼓方観世流 観世元伯
  聞き手:同大客員教授 三浦裕子
 ●第4回「シテ方観世流・関根祥六氏に聞く」
  日時:2010年10月7日(木) 10:40~12:10
  ゲスト:能楽師 シテ方観世流 関根祥六
  聞き手:能楽研究家 西哲生
 
※予約不要、聴講無料
※関連ホームページ
 http://www.musashino-u.ac.jp/ao_general/event/open_class/extension_lecture04.html
 
▼本件に関する問い合わせ先
 武蔵野大学
 ●能楽資料センター(月~木)
  TEL: 0422-52-6618