東洋大学

東洋大学が第5回国際PPPフォーラム「アジアのインフラ整備とPPP」を開催

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東洋大学(東京都文京区/学長・竹村牧男)では11月30日(火)に、東洋大学創立125周年記念事業の一環として、グローバルイノベーションプロジェクト第1弾「アジアのインフラ整備とPPP」と題した国際PPPフォーラムを開催。日本企業のアジア進出に向け、世界中からPPPの専門家を招聘する。

 アジア諸国では、経済成長に合わせてインフラ整備が必要とされているが、資金面および技術面、ノウハウ面とも先進国の支援が不可欠とされている。米国や欧州では、PPP(Public/Private Partnership)のノウハウを蓄積した先進国のPPP専門研究機関が、新興国・途上国でガイドラインの作成や研修を行うことによって、PPPによる開発の促進を図っている。PPPとは、地域の抱える問題を、官民・市民協働によって解決する手法だ。

 東洋大学では2006年4月、日本で初めて公民連携(Public/Private Partnership)のプロを育成する大学院経済学研究科公民連携専攻を開設。その先駆性と成果が認められ、2007年度の文部科学省大学院教育改革支援プログラムに選定。2009年にはPPP研究センターを設立し、社会人大学院生の教育とともに地域での具体的なPPPプロジェクトの推進役を担っている。また、毎年PPPに関わる国際フォーラムを開催し、内外の事例を紹介している。

 今回のフォーラムでは、アジア、アメリカ、ヨーロッパ、中東で活躍するPPPの専門家を招き、アジアは日本に何を期待しているか、域内のノウハウ移転のため欧米の非営利機関が何を行っているか、アジアのPPPノウハウの蓄積はいかにあるべきかをテーマに、講演やディスカッションを行う。

 なお、当日はフォーラムに先だって記者会見を実施する。

【開催日時】
 2010年11月30日(火)
【開催場所】
 経団連会館カンファレンス「国際会議場」(地下鉄「大手町」駅 C2b出口)
 〔地図〕 http://www.keidanren-kaikan.jp/map.html
 ■記者会見  11:00~11:40(予定) 経団連会館 404(4階)
 ■フォーラム 13:00~17:30 経団連会館 国際会議場(2階)
【プログラム】
 ●13:05 挨拶 「東洋に貢献する東洋大学」 
       学校法人東洋大学総長 塩川正十郎 
 ●13:20 特別スピーチ 「日本のPPPがアジア諸国のインフラ整備を進展させる(仮題)」
       マハティール・ビン・モハマド氏〔ビデオ出演〕
  ※関連ニュース http://www.toyo.ac.jp/news/detail_j/id/3017/
 ●13:35 講演1 「アジア諸国が日本に何を期待しているか」
       河合正弘 アジア開発銀行研究所長
 ●14:05 講演2 「世界のPPPにおける米国の役割」
       アート・スミス 前全米PPP協会会長
 ●14:40 講演3 「世界のPPPにおける欧州の役割」 
       トニー・スミス 国連ヨーロッパ委員会タスクフォース代表
 ●15:30 特別講演 「新興国に受け入れられるPPPのプロジェクト・メイキング」
       ゲイリー・ミラー 国際PPPコンサルタント
 ●16:00 パネルディスカッション「日本のPPPが世界に通用するために」
 ●17:30 閉演

【主催】
 学校法人東洋大学
【共催】
 日本経済新聞社
【特別後援】
 アンジェロセック 鹿島建設 北九州市 清水建設 日建設計 日本政策投資銀行 三井不動産 ヒューリック
【後援】
 共立メンテナンス 新日本製鐵 大新東 大成建設 日本経済研究所 日本プロジェクト産業協議会

▼本件の取材に関する問い合わせ・申し込み先
 東洋大学 フォーラム事務局(担当者:根本、難波、藤塚)
 TEL: 03-3231-1021
 FAX: 03-3231-1610
 E-mail: ml-ppp@ml.toyonet.toyo.ac.jp