大東文化大学

イギリスが生んだ文化遺産・ピーターラビット(R)の資料館――「大東文化大学 ビアトリクス・ポター(TM)資料館」の入場者が10万人を突破

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ピーターラビット(R)の絵本シリーズ作者であるビアトリクス・ポターの功績と人生を紹介する「大東文化大学 ビアトリクス・ポター(TM)資料館」ではこのたび、入場者が10万人を突破。これを記念し、同資料館では11月16日(火)~12月26日(日)まで、「海をわたったピーターラビット~日本でのあしあと」と題した特別展示を開催する。期間中は、世界初の翻訳「悪戯な小兎」が掲載された「日本農業雑誌」の展示や、世界で初めて映像化された16ミリフィルム「ピーターうさぎの冒険」など貴重な資料とともに、日本でのピーターの足跡を紹介する。

 大東文化大学では、ピーターラビットの作者であるビアトリクス・ポターの研究に力を入れており、2006年4月2日には、これらの資料を一般公開する場所として、埼玉県こども動物自然公園内に「大東文化大学 ビアトリクス・ポター資料館(※)」を設立した。さらに、今年の4月からはピーターラビットを同大のプロモーションキャラクターとして採用している。

 こうした中、同資料館は2010年11月14日の埼玉県民の日に、入場者が10万人を突破した。記念すべき10万人目に来場したのは、家族3人で訪れていた毛呂山町の緒方さん一家。資料館入口で記念品の「ピーターラビットの絵本全集」やぬいぐるみが贈られると、娘の紅美(こうみ)ちゃん(3歳)は驚いた様子だったが、記念写真を撮る際には笑顔を見せた。父親の隆二さんは、「紅美はピーターが大好きで、この資料館には開館以来、20回ほど訪れています。四季を通じて庭や菜園の美しさも楽しんでいます」と、資料館の魅力を語った。

 なお、同館では10万人突破を記念し、11月16日(火)~12月26日(日)まで、「海をわたったピーターラビット~日本でのあしあと」と題した特別展示を開催。『ピーターラビットのおはなし』(1902)の世界初の翻訳「悪戯な小兎」が掲載された「日本農業雑誌」(1906)の展示や、また世界で初めて映像化された16ミリフィルム「ピーターうさぎの冒険」の放映など、日本でのピーターの足跡を紹介する。

 2011年は、『ピーターラビットのおはなし』の日本語版が出版されて40周年という記念すべき年であると同時に、干支もうさぎ年とあって、ピーターラビットへの注目度はますます高まりそうだ。

※大東文化大学 ビアトリクス・ポター資料館について
 大東文化大学は、初版本をはじめ自筆の絵手紙、スケッチなど作者のビアトリクス・ポター関連資料を500点にわたって幅広く収集している。2006年4月2日、その一般公開の場所として、埼玉県こども動物自然公園内に同資料館を設立した。2007年にはピーターラビットが同公園のPRキャラクターになるなど、公園全体のイメージ作りに貢献している。
【場所】
 埼玉県こども動物自然公園内 天馬の塔西側園地
( 〒355-0065 埼玉県東松山市岩殿554 )
【開園時間】
 9:30~17:00(12月1日~2月29日は16:30まで)
 (入園券の発売は、閉園時間の1時間前まで)
【入館料】
 大人(高校生以上) 200円
 小人(小・中学生) 100円
  ●団体大人100円・団体小人50円(注)団体は有料入館者30名以上の場合
  ●小学生就学前および65歳以上は無料
  ●埼玉県こども動物自然公園の入園料とは別料金。

▼資料展示等についての一般の方からの問い合わせ先
 TEL: 0493-35-1267

▼本件の報道に関する問い合わせ先
 大東文化大学 ビアトリクス・ポター資料館
 TEL: 0493-35-1267

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1785 10万人目に来場した緒方さん一家