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日本のマンガ・アニメ文化を中国に提供──明治大学と北京大学が『マンガ図書館』の閲覧室設置で合意

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明治大学と中国の最高学府・北京大学は11月23日、「明治大学マンガ図書館北京大学閲覧室設置に関する意向書」に調印した。これは、マンガとサブカルチャーの専門図書館『米沢嘉博記念図書館』を有する明治大学がマンガ図書資料を北京大学に提供し、北京大学がその閲覧室の提供と日常的な運営を行うことに双方が合意したもの。

~両国のさらなる文化・学術交流の架け橋に~

 両大学は今後、具体的な協議に入るが、実現すれば北京大学における日本のマンガ・アニメ文化の十分な展示確保につながり、ひいては、両国間のさらなる文化・学術交流の架け橋となることが期待される。

 北京大学で行われた調印式には、両大学の関係者が列席。在中日本大使館の山田重夫公使らも見守る中、意向書が取り交わされた。調印後、明治大学の針谷敏夫副学長は「この施設を通じて中国の人々に日本文化を知ってもらうとともに、両大学の関係をさらに強化したい」と述べ、北京大学の呉志攀副校長も「明治大学が本学に閲覧室を置くことを喜ばしく思う」とした。

 明治大学は2014年度を目処に、世界最大級となるマンガ・アニメ・ゲームのアーカイブ施設『東京国際マンガ図書館』(仮称)の設立準備を進めている。

▼本件に関する問い合わせ先
 明治大学 広報課
 担当: 西川
 TEL: 03-3296-4082

1807 意向書にサインする両大学の関係者