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　大東文化大学女子バレーボール部は、秋季関東大学バレーボールリーグ戦の２部リーグ戦において、強豪チームがそろう中、９戦８勝、２位という好成績で１２年ぶりに１部への自動昇格を決めた。さらに、主将の持田遥香さん（スポーツ科学科４年）が、敢闘選手賞とサーブ賞を受賞した。

　また、近年では、女子学生が積極的に部を新設し、活動を開始することも多い。２００５年４月、スポーツ・健康科学部スポーツ科学科（※）の新設に伴い、女子サッカークラブを創設した。０６年度から関東大学女子サッカーリーグに参戦し、０７年には２部リーグ優勝、念願の１部昇格を果たした。０８年に２部に降格したが、翌０９年度に「体育連合会女子サッカー部」として学内で公認され、再び1部昇格を目指し、チーム一丸となって練習に打ち込んでいる。
　高校で全国大会に出場するようなメンバーも在籍しているが、大学からサッカーを始めた初心者も含まれている。メンバー全員が力を合わせ、「楽しみながら上達すること」を目指して、真剣にサッカーに取り組んでいる。

　一方、９月２６日に行われた第１６回関東大学女子駅伝対抗選手権大会において、同大の陸上競技部女子長距離部門が初出場し、１４位という成績であった。これまでにも個人でレースに参加することはあったが、「チーム」として公の場でタスキをつなぐのは初めてのことだ。
　女子長距離部門は今年の４月に誕生したばかりで、現在、１年生５人が活動している。当初はメンバーが足りずに出場も危ぶまれたが、スキー部のクロスカントリー部門に所属するスポーツ科学科の３人が助っ人として練習に参加し、うち1人が４区を走った。

　この他にも、１１月２７日まで中国・広州で開催された２０１０広州アジア大会において、同大から唯一出場したテコンドー部の笠原江梨香さん（英米文学科２年）が銀メダルを獲得。さらに、女子弓道部が１部リーグを制覇、個人戦で宮崎早矢香さん（企業システム学科１年）が優勝を飾るなど、同大女子学生の活躍に注目が集まっている。

　各地でスポーツ活動が繰り広げられる中、同大東松山キャンパスでは、週末になると対外試合が行われている。今秋は共に一部昇格を目指す女子バレー部、女子サッカー部の戦いに家族や卒業生、教職員、学科の友人たち、そして同大を目指す高校生やその家族までスタンドに足を運んだ。選手たちと感動を共有することで、応援に来た人たちは自然に帰属意識や友情を深められた。選手やチームはさらなる目標が掲げられる。スポーツ科学科での学びの中に目標達成のための多くのヒントがあり、学生たちのスポーツ科学への関心がさらに高まっている。
　このようにスポーツ科学科の新設、スポーツ施設の充実に加え、女子スポーツの活躍は、学生たちの帰属意識、学習意欲に貢献している。

　大東文化大学の場合、近年スポーツで活躍している女子学生の多くがスポーツ関連の特別推薦ではなく、一般の生徒も受験する推薦や一般入試で合格した学生であることが特徴となっている。前述の女子サッカーにおいてもスポーツ関連の特別推薦枠はないが、スポーツ科学科の自己推薦および公募推薦で、全国レベルの選手が入学している。これは、スポーツ科学科の学びが全国の受験生に広く認知され、評価された結果だと考えられる。

※スポーツ・健康科学部スポーツ科学科について
　スポーツ・健康科学部は、スポーツや学校体育、健康、医療に関する分野を学びの中心として２００５年に開設された最も新しい学部である。スポーツ科学科と健康科学科の２学科を擁し、教育内容として教室での講義だけではなく、実技や実習など技術や実践力を養う学生参加型の授業も豊富に用意されている。
　スポーツ科学科では、スポーツに関する専門的知識と現代に生きる社会人に求められるリテラシーについて学び、理論的・実践的内容を包括した高い専門知識と豊かな教養を有し、優れたコミュニケーション能力を発揮することができるスポーツ従事者育成を目指している。
　アドミッションポリシーは、専門的内容を学ぶための基礎学力を有していることはもとより、「生涯にわたりスポーツに関連した事に携わりスポーツを通じた社会貢献を目指す人」「本学スポーツ科学科に対して深い理解があり未来の夢をかなえるための熱い情熱を持ち行動するパワーのある人」「課題達成のために自ら学ぼうとする高い学習意欲を持ち論理的に問題解決することに継続的な努力ができる人」「人と人のつながりの重要性を良く理解しそれを重んじて生活している人」以上のような意欲と熱意を持った人の入学を期待している。

▼本件に関する問い合わせ先
　大東文化大学　入試広報課
　〒175-8571　東京都板橋区高島平1-9-1
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