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　東邦大学は２００５年４月、羽田空港第２旅客ターミナルビル（国内線）に、１つ目のクリニック「東邦大学羽田空港クリニック」を開設。その実績などが認められ、２０１０年１０月２１日には羽田空港新国際線ターミナル開港に合わせて「東邦大学羽田空港国際線クリニック」を開設した。
　いずれのクリニックも羽田から最も近い大学病院である「東邦大学医療センター大森病院」と緊密な連携による万全な体制を整え、空港利用者や空港内で働く人に、安心で安全な医療を提供することを使命としている。

　こうした中、同大は２月２８日（月）に、空港内で働く人を対象とした研修会「空港内で留意すべき感染症について学ぶ」を開催する。これは、「感染症」について理解を深め、安全に従事できることを目的としたもの。参加者が感染症から自らの安全を守るだけでなく、同じ空港内で従事するさまざまな業種の人が一堂に会することにより、空港内での連絡・連携を密にし、さらには空港利用者への安全と安心の提供にも繋げることも目的としている。なお、空港従事者向けの医療に関する研修会は、今回が初の取り組みとなる。

　当日は、同大クリニックのスタッフと同大大森病院が連携し、救命救急センター長の吉原医師がアドバイザーとして協力するほか、講師に感染症のスペシャリストを招いて講演を行う。また、研修会前には、検疫所の協力による検疫所見学を実施。研修後には質疑応答の時間を用意している。詳細は以下の通り。

◆研修会「空港内で留意すべき感染症について学ぶ」
【日時】
　２０１１年２月２８日（月）　１８：３０～２０：３０
【会場】
　羽田空港ＣＩＱ棟共用会議室（１階）
　大田区羽田空港２-６-４
【対象・参加費】
　空港内で働く関係者（関係者に事前通知済み）、無料
【テーマ・内容】
　空港内で留意すべき感染症について学ぶ
　●講演１「空港内で考えられる感染症：感染経路・注意点」
　　東邦大学医療センター大森病院　感染管理部副部長(医師)　吉澤 定子
　●講演２「感染症の予防方法：実践できる効果的な予防方法」
　　東邦大学医療センター大森病院　感染管理部　感染管理認定看護師
　塚田 真弓
　●講演３「空港内の連携体制を考える：クリニックでできること」
　　東邦大学羽田空港国際線クリニック　主任看護師　竹間　美沙
【研修の目的】
　各個人が「感染症」について理解を深め、安全に仕事に取り組める
【研修の目標】
　１．目に見えないウイルス・細菌から身の安全を守ることができる
　２．各機関の連絡・連携経路を知り活用できる
【スケジュール（予定）】
　１７：００　検疫所見学
　１８：００　受付
　１８：３０　オリエンテーション
　１８：３５　開会
　１８：４０　講演１・２・３
　１９：５０　質疑応答
　２０：１０　東邦大学医療センター大森病院 救命救急センター長の話
　２０：２０　閉会
　２０：２５　アンケート記入
　２０：３０　終了

■「東邦大学羽田空港クリニック」施設概要
【場所】
　(国内線)第２旅客ターミナルビル1階　到着ロビー　中央
　東京都大田区羽田空港3-4-2　TEL：　03-6428-8121
【所長】
　上芝 元（うえしば　はじめ）
【診察時間】
　９：００～１３：００、１４：００～２２：００

■「東邦大学羽田空港国際線クリニック」施設概要
【場所】
　国際線旅客ターミナルビル１階　エントランスプラザ内（羽田空港新国際線ターミナルビル）
　住所：　東京都大田区羽田空港2-6-5　　TEL：　03-5708-8011
【所長】
　倉石 安庸（くらいし　やすのぶ）
【診察時間】
　９：００～１２：００、１３：００～２３：００

※羽田空港クリニックＵＲＬ
　http://www.haneda.toho-u.ac.jp/index.html

▼本件に関する問い合わせ先
　●東邦大学羽田空港クリニック　看護師長補佐 佐川
　　TEL：　03-6428-8121
　●東邦大学羽田空港国際線クリニック　主任看護師　竹間（ちくま）
　　TEL：　03-5708-8011