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　札幌大学では、東日本大震災を受け、これから毎月１１日に被災地へ募金を送り続けるという持続的募金プロジェクト「リムデイ.11」（リムデイ ドット イチイチ）を創始しました。
　「リム」とは無理を逆さにした造語で無理ではない、復興は決して不可能ではないという意味であり、「11」は震災が発生した3月11日を表します。

　一過性の支援だけではなく、震災直後の気持ちを風化させずに継続的な支援を行うことをコンセプトとする「リムデイ.11」の最初の取り組みとして、4月4日（月）から大学内学生食堂において募金付きメニューの提供を行っています。

　「リムランチ」と名付けられ、学食で材料費100円程度のメニューを400円で販売し差額の300円を募金に回すものです。ほかに、いつもの料金でいつもより量を少なめにすることでその差額を募金に回すメニューも登場しました。

　今後は、活動に賛同する学生の家族を「リム・ファミリー」として登録し、月に一度、家での夕食をおにぎりとみそ汁といった粗食ですませ、使うはずだった一食分の食費を募金にあてる「月いちリムデイ」、毎日50円ずつ節約して月に1,500円の募金をする「毎日リムデイ」などの取り組みで支援の実現化をはかっていきます。

　札幌大学では、この「リムデイ.１１」募金プロジェクトを震災の復興支援にとどまらず、自分自身のあり方や現代社会の状況そのものを深く問い直す契機ととらえ、地域の方々や行政機関、企業と協働しつつ発展させていくつもりです。