東洋大学

東洋大学が4月26日・27日・28日の3日間、3夜連続緊急対策シンポジウム「東日本大震災にみる諸問題を考える」を開催

大学ニュース  /  イベント

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本シンポジウムでは、震災後に大きくクローズアップされた諸問題のうち、「電力」「防災」「放射線」という3つのテーマについて、その分野を専門とする東洋大学の教員が問題提起。会場の参加者とともにディスカッションを行う。
多くの方々がいま漠然と感じている不安に対して、正しい認知と理解のための一助になることを願い、3夜連続の緊急シンポジウムを開催する。 

■日 時: 2011年4月26日(火)・27日(水)・28日(木) 
        3日間ともに19:00~21:00(開場 18:30)
■会 場: 東洋大学白山キャンパス 井上円了ホール
        東京都文京区白山5-28-20
        (都営地下鉄「白山」駅/東京メトロ「本駒込」駅 徒歩5分)
■申 込: 申込不要。無料。直接会場にお越しください。
■主 催: 東洋大学学長室

■スケジュール
【4月26日(火)19:00~21:00】
テーマ 「今後のエネルギー・電力供給とその対策をどうみるか」


1. 話題提供のプレゼンテーション(1人各15分、合計75分)
1) 「東日本大震災がもたらした電力不足対策の全体像と問題点は何か」
  経済学部教授  小川 芳樹(環境経済学)
2) 「今後の省エネルギー対策・節電対策をどうみるか―統合資資源計画(IRP)の視点から」
  経済学部教授  山谷 修作(環境政策)
3) 「電力不足は中長期的な温暖化対策にどのような影響を与えるか―エネルギー利用者の視点から」
  国際地域学部教授 荒巻 俊也(都市環境管理)
4) 「福島原発の機能不全が今後にもたらす影響は何か」
  経済学部教授 清田 佳美(原子力化学工学)
5) 「新エネルギーはエネルギーの主役となりえるか―地球温暖化問題の行方と方向は」
  国際地域学部教授 久留島 守広(地球環境工学)

2. 会場との質疑応答(30分) 
コーディネーター 経済学部長 小川 芳樹(環境経済学)

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【4月27日(水)19:00~21:00】
テーマ 「人智を超える天災を見据えて―確かな防災と安全対策を考える」


1. 話題提供のプレゼンテーション(1人各20分、合計80分)
1) 「変動地形学見地から見た東日本大震災の現状と特質―今後の防災対策に向けて」
  社会学部教授  渡辺 満久(活断層研究)
2) 「津波―ソフト対策の重要性と課題」      
  社会学部教授  中村  功(災害情報論)
3) 「東日本大震災における企業・大学の社会的責任」
  社会学部准教授  関谷 直也(広報論)
4) 「危機管理におけるメディアと政府の役割―国は今何を、そして今後何をなすべきか?」
  社会学部教授  薬師寺 克行(マスメディア論)

2. 会場との質疑応答・討論(30分)
コーディネーター 社会学部長 青木 辰司(環境社会学)

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【4月28日(木)19:00~21:00】
テーマ 「福島原発による放射線問題―放射線に関する基礎知識と健康問題を考える」

1. 話題提供のプレゼンテーション(1人各20分、合計80分)
1) 「放射線とは何か―放射線とその測定原理」
  理工学部准教授 本橋 健次(原子・分子物理学)
2) 「日常生活と放射線―被爆線量の考え方」
  理工学部准教授 山崎 享子(健康科学)
3) 「放射線と健康被害―発がんリスクと放射線」
  理工学部教授 加藤 和則(腫瘍生物・免疫学)
4) 「発がん予防と治療―食品による機能性素材を用いて」
  生命科学部教授 矢野友啓(腫瘍病態制御学)

2. 会場との質疑応答(30分)            
コーディネーター 生命科学部長 大熊 廣一(生命科学)


▼シンポジウムの内容/会場に関するお問い合わせ先
 東洋大学学長室/担当: 田中 明紀
 TEL: 03-3945-7676
 E-mail: mlgaku@toyo.jp
▼取材に関するお問い合わせ先 
 東洋大学広報課/担当: 川俣 英里
 TEL: 03-3945-7571
 E-mail: mlkoho@toyo.jp