札幌大学

札幌大学FD推進委員会に、4月より学生が正式委員として参画

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札幌大学では、本年4月からFD推進委員会に学生が教職員とともに正式な委員として参画する。

 大学設置基準の改正により、平成20年4月から大学における授業内容や方法の改善のための組織的なFD(Faculty Development)活動に取り組むことが義務付けられた。

 札幌大学では、平成13年度から教職員で構成するFD推進委員会を立ち上げ、学生による授業改善アンケートの実施、教員相互の授業参観、授業方法の研究会やシンポジウムの開催などのFD活動を行い、分かりやすい授業への改善を行ってきた。
 平成21年度からは、学生FD委員会「札大おこし隊!」を設置し、学生と教職員の意見交換会「サツトーク」や学生発案型授業の実現など、学生による授業改善への取り組みを行っている。

 この学生FD委員会の活動に公的性格を持たせ、教職員と学生が情報の共有化を図るとともに相互に協力する体制を強化するために、本年4月からFD推進委員会に学生が教職員とともに正式な委員として参画する。

 学生委員は、学生FD委員会のメンバーからFD推進委員会委員長の推薦に基づき、学長の指名によって1人が任命される。なお、任期は1年間である。
 このように大学の委員会(付属機関、センター等を除く)に学生が正式な委員として参画するのは、全国でも初めてである。

 委員会で委員となった学生が学生目線に立った意見を述べることによって、議論が活性化し、本学のFD活動のさらなる進展に寄与することが期待される。