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東邦大学薬学部が5月21日に公開講座「老化を防ぐ」を開催

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東邦大学では5月21日(土)に、第51回 東邦大学薬学部公開講座「老化を防ぐ」を開催。加齢とともに進行する老化のメカニズムや、生活習慣病などの病気になりにくい方策、要介護にならないための食生活について、各専門家が薬学の基礎研究の現場や最新の疫学研究の立場から分かりやすく解説する。参加費無料、申し込み不要。

 東邦大学薬学部(習志野キャンパス・船橋市三山)では、1985年より春と秋の年2回、「薬と健康の知識」をテーマとした公開講座を開催している。学内外から専門家を招き、分かりやすく解説するこの講座は、一般の人々はもちろん、地域の薬剤師に対する生涯学習の場としても大きな役割を果たしている。

 こうした中、同学部では5月21日(土)に、「第51回 東邦大学薬学部公開講座」を開催する。今回のメインテーマは「老化を防ぐ」。加齢とともに進行する老化のメカニズムや、生活習慣病などの病気になりにくい方策、要介護にならないための食生活について、各専門家が薬学の基礎研究の現場や最新の疫学研究の立場から分かりやすく解説する。詳細は以下の通り。

◆第51回 東邦大学薬学部公開講座「老化を防ぐ」
【開催日時】
 2011年5月21日(土) 13:30~16:30(開場 12:30)
【開催場所】
 東邦大学 習志野キャンパス 薬学部C館101教室
【参加費】
 無料、申し込み不要。定員500名 ※手話通訳付き
【講師・講演内容】
●講演1「老化と環境」―基礎研究の立場から―
 高橋良哉 東邦大学薬学部 生化学教室 教授
 「あの人は若い頃の無理がたたり、早死にしたのだよ」などと耳にすることがあります。若い頃の無理が本当に寿命を短くしたのでしょうか? 逆に、短期間でも健全な生活を送った努力は寿命に現れるのでしょうか? 動物実験は私達に何を教えてくれるでしょうか。

●講演2「果物摂取と生活習慣病」―最近の疫学研究から―
 杉浦実 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 主任研究員
 みかんをたくさん食べて手が黄色くなったことはありますか? これはみかんに多いβ-クリプトキサンチンという植物色素によるものですが、病気でも何でもなく、むしろ色々な生活習慣病の予防に役立ちそうなことが最近の疫学研究から解かってきました。

●講演3「健康長寿のための食生活」―要介護にならないための食の手立て―
 熊谷修 人間総合科学大学 教授
 メタボ対策はシニア世代の健康長寿をもたらすのであろうか? 答えは"ノー"である。最新研究で明らかにすることができた"老化を遅らせる食生活指針"、要介護に陥ることなく健康長寿が実現できる食生活のノウハウとは!

※薬学部公開講座ウェブサイト http://www.phar.toho-u.ac.jp/event/extension.html

▼本件に関する問い合わせ先
 東邦大学 習志野学事部 入試広報課
 ( 〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1 )
 TEL: 047-472-0666
 FAX: 047-479-5661
 E-mail: nyskou@sci.toho-u.ac.jp

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