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東邦大学医療センター佐倉病院が、5月28日に市民公開講座「“前立腺”の病気を知ろう!」を開催

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東邦大学医療センター佐倉病院(佐倉市下志津)では、5月28日(土)に「“前立腺”の病気を知ろう!」と題した市民公開講座を開催。多くの高齢男性が悩みを抱える「前立腺肥大症」や「前立腺がん」の診断・治療方法について、同院の泌尿器科スタッフが分かりやすく解説する。参加費無料、申し込み不要。

 東邦大学医療センター佐倉病院では、健康や医療に関する日頃の疑問や不安を解消する一助として役立ててもらうことを目的に、公開講座を毎月開催している。専門の講師が一般の人にも分かりやすく解説する同講座は、毎回好評を博している。

 5月28日(土)に開催する公開講座では、同院指導医・専門医の泌尿器科スタッフが「前立腺」の病気について解説する。前立腺は男性のみが有する臓器で、精液の一部を分泌したりする働きがあるが、多くの高齢者男性が排尿症状に悩み、「前立腺肥大症」や「前立腺がん」を発症している。
 この講座は、前立腺肥大症と前立腺がんの違いや診断方法、治療法の選択を知ってもらうことを狙いとしている。詳細は以下の通り。

◆公開講座 「前立腺」の病気を知ろう!
【開催日時】
 2011年5月28日(土)
 14:00~16:00(開場13:30)
【開催場所】
 東邦大学医療センター佐倉病院 7階 講堂
 (〒285-8741 千葉県佐倉市下志津564-1)
【講演内容・講師】
●講演1 「前立腺肥大症」
 演者:直井牧人 (東邦大学医療センター佐倉病院 泌尿器科 助教)
 前立腺肥大症の診断はまず自覚症状が大事です。最近、尿が出にくい。キレが悪い。残尿感がある。夜に何度も尿意で目が覚める。このような症状の方は、病院に相談してみましょう。超音波検査・尿流量検査・排尿日誌などの検査や最近の治療方法、また前立腺肥大症と似た症状をきたす病気についても分かりやすく解説します。
●講演2 「前立腺がんの診断」
 演者:鈴木啓悦 (東邦大学医療センター佐倉病院 泌尿器科 教授)
 前立腺がんの診断には、まず血清PSA値を採血することで、がんの心配があるかどうか判定可能です。同時に直腸診を行い、確定診断には前立腺針生検という検査を行います。癌が検出された場合には、CT・MRIなどの画像検査が必要です。これらの手順をご説明します。
●講演3 「前立腺がんの治療」
 演者:神谷直人 (東邦大学医療センター佐倉病院 泌尿器科 講師)
 近年、前立腺がんの治療にはさまざまな方法があります。当院では、前立腺がんの進行状況や患者様のライフスタイルによって最適な治療方法をご提案させていただいております。当日はなるべく分かりやすいご説明をこころがけますので、ぜひお越しください。
【定員】
 200名
【その他】
 予約不要、受講料無料、駐車場無料開放。
【イベントURL】
 http://www.sakura.med.toho-u.ac.jp/kokai/20728/020950.html

▼本件に関する問い合わせ先
 東邦大学医療センター 佐倉病院 事務部総務課
 (〒285-8741 千葉県佐倉市下志津564-1)
 TEL: 043-462-8811(代表)

1531 公開講座の様子