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　東邦大学医療センターでは、健康や医療に関する日頃の疑問や不安を解消する一助として役立ててもらうことを目的に、毎月公開講座を開催している。一般の人にも分かりやすく説明するだけでなく、受講者からの質問にも丁寧に回答する同講座は、毎回好評を博している。

　今月は６月２５日（土）に、大橋病院（東京都目黒区大橋）で「関節リウマチの新しい治療について」、佐倉病院（千葉県佐倉市下志津）で「たばこ」に関する公開講座をそれぞれ開催する。詳細は以下の通り。

◆東邦大学医療センター大橋病院（東京都目黒区大橋）
【開催日時】
　２０１１年６月２５日（土）
　１３：３０～１５：００頃（開場１３：００）
【講師】
　小川武彦（東邦大学医療センター大橋病院　膠原病リウマチ科　准教授）
【講演内容】
　「関節リウマチの新しい治療について」
　近年、関節リウマチの治療はめざましく進歩し、多くの患者さんにおいて、症状の改善や骨破壊の予防など、重大な機能障害を防止できるようになりました。今回は、「関節リウマチの新しい治療について」と題して“メトトレキサートと生物学的製剤による治療”と“リウマチの新たな検査方法”についてお話しします。
【会場】
　東邦大学医療センター大橋病院　教育棟１階　臨床講堂
【定員】
　１２０名
【その他】
　予約不要、受講料無料
【問い合わせ先】
　東邦大学医療センター　大橋病院　総務課
　〒153-8515　東京都目黒区大橋2-17-６
　TEL：　03-3468-1251
　FAX：　03-3468-3756
　E-mail：　koukaikoza@oha.toho-u.ac.jp
【イベントＵＲＬ】
　http://www.ohashi.med.toho-u.ac.jp/kokai2011/koza2011/koza_122th.html

◆東邦大学医療センター佐倉病院（千葉県佐倉市下志津）
【開催日時】
　２０１１年６月２５日（土）
　１４：００～１６：００（開場１３：３０）
【テーマ】
「たばこ」
　喫煙は、多くの呼吸器疾患の原因であり、ほとんどの呼吸器疾患の増悪因子です。また、自分だけでなく、まわりの人の気管支や肺にも障害を与えます。当院の「禁煙外来」では、医師と専属看護師が禁煙のお手伝いをしており、２００６～２００９年で３カ月間通院された方の禁煙成功率は６６％です。
　今回の講座では、禁煙によるメリットや喫煙による病気などについて、分かりやすく解説します。
【講師・講演内容】
●講演１：知って得するたばこの話
　川島辰男（東邦大学医療センター佐倉病院　呼吸器内科　助教）
　喫煙が多くの病気の原因になることは皆様ご存じのことと思います。しかし「たばこを吸っている人」が「吸わない人」に比べて病気になりやすいこと以外に、いろいろと損をしていることはあまり知られていません。今回は禁煙をすると、ちょっとお得なことを中心に話をします。お気軽に聞きに来てください。
●講演２：たばこの害
　野池博文（東邦大学医療センター佐倉病院　循環器センター　教授）
　禁煙は体にいいことであることは皆さんが知っていることと思います。しかし、禁煙して食欲が増したとか、匂いに敏感になったとかの主観的な効果は体感できても、客観的な効果の判断は難しいと思います。今回は動脈硬化の指標であるＣＡＶＩという検査を用い、禁煙の効果が血管の硬さに及ぼす影響を具体的に報告します。
【会場】
　東邦大学医療センター佐倉病院　７階 講堂
【定員】
　２００名
【その他】
　予約不要、受講料無料、駐車場無料
【問い合わせ先】
　東邦大学医療センター　佐倉病院　事務部総務課
　〒285-8741　千葉県佐倉市下志津564-1
　TEL：　043-462-8811(代表)
【イベントＵＲＬ】
　http://www.sakura.med.toho-u.ac.jp/kokai/20728/020951.html