武蔵野大学

武蔵野大学の学生・教職員が、宮城県での災害復興支援ボランティア活動ならびに長野県栄村災害復興・生活支援ボランティア活動を開始

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武蔵野大学(東京都西東京市、寺崎修学長)では7月19日より、学生および教職員による東日本大震災の被災地である宮城県石巻市周辺での復興支援ボランティア活動(~9月4日)を開始。また、人間関係学部社会福祉学科の学内学会である「武蔵野大学社会福祉学会」による長野県栄村の災害復興・生活支援ボランティア活動(~8月末)も同時に開始した。

 武蔵野大学では3月11日に発生した東日本大震災後、学生および教職員から被災地・被災者に対する「何か役に立ちたい」「私達ができる手助けをしたい」などの意欲的な意見が多数寄せられていた。こうした声を受け、同大は7月19日より宮城県石巻市および長野県栄村における学生・教職員ボランティア支援活動を開始した。

 宮城県石巻市周辺での復興支援ボランティア活動は、同大が本願寺の宗門校である縁から、本願寺仙台別院を拠点に活動。9月4日(日)まで、拾得物修復作業や泥の搬出、荷物運び、避難所から仮設住宅への引越しなどを行う予定である。

 長野県栄村は、3月12日に発生した長野北部地震により甚大な被害が発生しているにもかかわらず、全国的な関心が東北に集中していること、同大卒業生である山路智恵さんの絵手紙美術館があり、武蔵野大学と縁のある地であること、保健や医療、福祉が協働して展開されている地域福祉の拠点であり、社会福祉学科の学生にとって学ぶことが多い地域であることなどの理由から、派遣先として選定。8月末まで武蔵野大学社会福祉学会による災害復興・生活支援ボランティア活動を行う。同学会は、今年度だけでなく継続的な活動となっていくことを目指している。各活動の概要は以下の通り。

※各派遣先より届く活動報告は同大ホームページに掲載。
 URL: http://www.musashino-u.ac.jp/

(1)東日本大震災復興支援ボランティア活動
【派遣期間】
 7月19日(火)~9月4日(日)中の5週間(6~7日間×5サイクル)
 ※8月8日(月)~22日(月)は除く
【活動場所】
 宮城県石巻市を中心とした被災地
【派遣人数】
 1サイクルあたり学生7~10名(延べ47名参加予定)、引率教職員延べ22名
【活動拠点】
 1.東北教区災害ボランティアセンター(仙台市青葉区支倉町1番27号、仙台別院内)
 2.石巻ボランティアセンター(石巻市南境字薪水戸1)
【活動内容】
 拾得物修復作業、泥の搬出、荷物運び、避難所から仮設住宅への引越しなど(予定)

(2)長野県栄村災害復興・生活支援ボランティア活動
【派遣期間】
 7月19日(火)~8月31日(水)
 ※全44日間、学生1人あたり4日間の参加
【活動場所】
 長野県栄村内
【派遣人数】
 1日あたり4名(全47名)、2名ずつが交代しながら活動が継続するように実施
【活動拠点】
 栄村復興支援機構「結い」
【活動内容】
 仮設住宅入居後の生活支援(掃除・片付けなど)、草取り、お年寄りのお世話や話し相手・茶話会などミニデイサービス的活動、子どもたちとの交流など、現地で必要とされる活動(予定)
【備考】
 大和証券福祉財団「第18回 災害時ボランティア活動助成」採用
 (64件採用/応募174件中)

▼本件に関する問い合わせ先
 武蔵野大学 企画・広報課
 TEL: 042-468-3142