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東邦大学医療センター大森病院が9月の「がん征圧月間」に区民健康講座「食道がん・胃がんの予防・診断・治療 ~最新情報2011~」を開催

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東邦大学医療センターは、9月のがん征圧月間に向けて東京・千葉の10施設が合同開催する「市民公開講座」に参加。大森病院では9月3日(土)に、食道がんと胃がんに関する区民健康講座を開催する。当日は、消化器外科の島田英昭教授が、日本人に多いとされる食道がん・胃がんの予防や診断、治療について分かりやすく解説する。受講料無料、予約不要。

 東京・千葉10施設が合同で開催する「がん征圧月間 市民公開講座」は、がんの早期発見および早期治療の社会的な関心を喚起することを目的としている。各講座の内容はそれぞれの病院の特徴を踏まえたものとなっており()、東邦大学医療センターでは昨年に引き続き、大森・大橋・佐倉病院の3病院が参加する。

 大森病院では9月3日(土)に、日本人に多いとされる食道がん・胃がんに関する区民健康講座を開催する。詳細は以下の通り。

◆東邦大学医療センター大森病院(大田区大森西)区民健康講座
 「食道がん・胃がんの予防・診断・治療 ~最新情報2011~」

【開催日時】
 2011年9月3日(土) 13:00~14:30(開場12:30)
【会場】
 東邦大学医療センター大森病院 5号館地下1階 臨床講堂
【定員】
 130名
【その他】
 予約不要、受講料無料

【講師と講演内容】
 島田英昭(東邦大学医療センター大森病院 消化器外科 教授)
 食べ物の通り道と書いて「食道」といいますが、食道はのどから胃までの食べ物の通り道です。食道と胃のがんは日本人に多いがんであり、日本の医療レベルは世界最高水準となっています。そうはいっても、まだまだ進行がんで発見されることが多く、毎年、食道がんで1万人が、また胃がんで5万人の方が命を落としているのが現状です。乳がんの死亡者数が1万1千人、大腸がんが4万2千人程度ですから、相当な注意が必要ながんといえるでしょう。
 私は千葉大学附属病院・千葉県がんセンターから現職の大森病院を通して、一貫して食道がんと胃がんの治療に従事してまいりました。患者さんには、ご高齢の方が多く、必ずしも標準的な治療が可能とは限りません。お一人おひとりの患者さんにとって、「一番幸せな治療はなんだろう?」という素朴な気持ちで、治療にあたってまいりました。「どのようにして病気を診断するのか?」「そもそも予防法があるのか?」「早期がんはどのように治療するのか?」「進行がんはどうだろうか?」「お食事と治療のバランスをどのように考えればよいか?」「放射線治療や抗がん剤治療はどのようなものか?」「その治療成績はどうだろうか?」など、分かりやすくご紹介したいと思います。

※「がん征圧月間 市民公開講座」共催大学・病院
 東京慈恵会医科大学
 東京慈恵会医科大学附属青戸病院
 東京慈恵会医科大学附属第三病院
 東京慈恵会医科大学附属柏病院
 東邦大学医療センター大森病院
 東邦大学医療センター大橋病院
 東邦大学医療センター佐倉病院
 独立行政法人国立病院機構東京医療センター
 杏林大学医学部付属病院
 東京医科大学病院

▼本件に関する問い合わせ先
 東邦大学 医療センター大森病院 事務部総務課
 〒143-8541 東京都大田区大森西6-11-1
 TEL: 03-3762-4151(代表)
 区民健康講座WEBサイト:
 http://www.omori.med.toho-u.ac.jp/kokai_koza/kokai_koza_2011/kumin_koza23.html

2410 島田英昭 医師